皆さん、こんにちは。ブルースです🦇
Twitterもフォローよろしくお願いします!
2/9に衝撃のニュースがYAHOOニュースに。私も驚いたのでツイートしました。
衝撃的なニュースなのでリプ欄でも結構反響がありました。
ちなみに元記事は以下からご覧いただけます。
NTTがドコモ社員に「月収10万円賃下げ」提案 内部資料入手
この記事はこんな構成になっています。
- 賃下げについて少し考えてみる
- サラリーマンが準備しておくべきこと
目次
賃下げについて少し考えてみる
少しだけ賃下げについて少しだけ考えてみます。
現段階で詳細が分かるわけではないので、記事に載っている部分からの引用と、NTTの業績予想から少しだけ情報を引っ張ってきました。
ドコモの賃下げ
少し前に遡って、docomoは2020年12月29日にNTTの完全子会社となっています。
当時TOBが話題になっていましたね。
これにより、持ち株100%となり完全に「支配」された状態となりました。ドコモの経営について基本的に親会社であるNTTに全て決定権がある状態といえます。
週刊文春の取材に応じたドコモ社員は40代後半で40万円ほど月給をもらっていたようですが、以下のように述べています。
「これらの諸手当を含んだ給与が、『グレード賃金』という新たな処遇体系に圧縮されます。私の場合、新体系では上限でも30万円弱しかもらえず、約10万円もダウンする。年収では1~2割減る計算で、これでは生活やローンの返済計画も狂ってしまいます。特に職歴が長い人ほど手厚かった『加給』の概念がなくなる影響が大きい。40代以上の社員には『長年働いたのに報われない』と転職を口にする者も出てきています」(同前)
なかなか惨いですね。。。
給料の見直しは図でもありました。

単純に手当などが廃止されて一つに丸められたようです。
NTTの2021年業績予想をみると以下のように増収増益予想となっています。

会社別では以下となっています。

つまりドコモが稼ぎ頭なんですよね。営業利益の半分以上はドコモの稼ぎによるもの。
なのに給料だけ減らされるので不平不満が出ていると。。。
内情はよく分かりませんが、仕事が同じで給料だけが下げられるなら不満もでますね。
しかも自分たちが一番の稼ぎ頭なら尚更。ちょっと可哀想ですね。
10万円の減給というと生活水準を変えなければいけないレベルです。
- 車や住宅ローンの返済に影響がでたり
- 住んでいる賃貸のレベルを下げないといけなかったり
- 贅沢品、嗜好品にお金が使えなくなる
こんな感じで影響がでてくるでしょう。
これまでと同じ水準で生活できない人、破綻する人が出てくるかも・・・
そもそもNTTの株主は?
もともと電電公社は国営企業です。
NTTの筆頭株主って「財務大臣」なので政府なんですよね。

これって「所得倍増計画」を掲げていた政府が給料を下げる指示を出しているのと本質的には変わらないんじゃ・・・
証拠の動画載せておきます。倍増を目指すって言っていますが・・・
今のところ期待薄ですね。涙
サラリーマンが準備しておくべきこと
と、文句いっても仕方がないし、明日は我が身だと思うわけです。
NTTのような大企業でもこういったことが起こるので、日本にあるどの企業でも同じようなことが起きる可能性は否定できません。
なので、多くの人には本業を頑張る以外にも対策が求められます。
以下の4つの準備をしておくことで、理不尽な理由で給料を下げられたとしても状況を悪化させないようにできます。
①他社でも通用するスキルを身に着けておく
スムーズに他社に転職することができるだけのスキルを持っておくことが必要ですね。
とくに大手企業の人材でも、”一歩会社の外に出たら何にも通用しない”ということは往々にしてあります。(私が働いている会社でもそれで困った人が何人もいます)
自分の分野の専門性を高めておいて、いざという時にすぐに他社に買ってもらえるように力を高めておきたいですね。
「その気になれば違う会社でも働ける」という状態であれば大きな安心になる。
②副業で収入の柱を増やしておく
会社以外でも自分の力で稼ぐことができるように準備しておくことが必要です。
私のブログもその一環ではじめました。
いまは家でネットとPCさえあればできる副業も沢山ありますから、早いうちから取り組むことをオススメします。
仕事には大きく分けてフロー型の仕事とストック型の仕事があります。
- フロー型→仕事をこなすことでお金になる仕事
- ストック型→自分の資産として積み上がった後は、そこから半自動でお金が入ってくる仕事
フロー型は、やればやるだけお金になります。即金性も高いので瞬間的に収入を上げるのにもオススメです。
フリーランスで仕事を受ける方の多くはやった量だけスキルもついていきますから数をこなすことも重要ですね。
ストック型は、ブログやYouTubeがそれにあたります。
成功するのに継続と改善をしていく努力が求められますが、一度積み上げられればアーカイブとして残り、その後も継続して収益を生んでくれます。
フロー型とストック型のどちらが良いかは人それぞれですが、本業以外にも柱があると収入も増やせて安心感も高まりますね。
③生活水準を上げすぎず、お金が貯まる体質作り
日頃からお金を貯められる体質にしておくことが大切です。
収入ー支出=貯蓄ですので、シンプルに支出を抑えることができれば、自然とお金が貯まっていきます。
お金が貯められない原因は、支出管理ができないことにありますので、まずは「固定費」を徹底的に抑えることをオススメします。
年50万円の削減も!お金持ちになるには固定費節約が必須!削減を考えるべきポイント5選も解説。
次に、欲望に優先順位をつけて「変動費」を抑えましょう。
私は、固定費と変動費を両方コントロールすることで、2021年には年間で50万円以上の支出を削減することができました。
生活水準が低ければ貯金もできるし、今回のような予想外の収入ダウンにも対応できます。
④余裕資金で投資をしてお金にも働いてもらう
こうして余ったお金を運用して、お金がお金を増やすサイクルを作ることが大切です。
運用といっても様々ありますが、私は投資信託やETFを使った株式投資が最も万人向けの投資方法だと考えています。
特に信頼できる指数に投資するインデックス投資であれば、
- ほったらかしで運用できる
- 豊富な知識を持つ必要はない
- 比較的少額から投資できる
と誰にでもオススメできる資産運用の方法です。以下の記事にその魅力を書いておきました。
【FIREできます!】資産形成にオススメなインデックス投資とは?5つのメリット、デメリットも解説
インデックス投資では、ルールを定めて淡々と積立を実行することが大切です。参考になるか分かりませんが、私も自分なりのルールを決めて積立を続けています。それを以下の記事でまとめています。
時間をかけて運用しておけば、お金がお金を生むサイクルを作れる。
終わりに
今回は短いですが以上です。
ドコモ社員の給料ダウンは規定路線と考えられるため、10万円ダウンがそのまま実行されるかは別として、減給そのものは確実でしょう。
そしてそれは、私たちが働いている会社でいつ起こっても全く不思議ではありません。
何も準備していないと、為す術もなく給与ダウンを受け入れるだけになってしまいます。
- 転職できるスキル
- 副業で収入の柱を増やす
- 生活水準を上げすぎず、お金が貯まる体質作り
- インデックス投資での資産運用
この4つをバランスよく育てて、未来に備えておきましょう。
私もコツコツと積み上げていきます!
それではまた!