FIRE

サラリーマンしながらFIREを目指す人へ。部下育成についての持論。

皆さん、こんにちは。ブルースです🦇(ブルースTwitter)

部下が全然育ってくれない

これから部下ができるんだけど不安

この記事はそんな方に向けて書いた雑記です。

サラリーマンしながらFIREを目指している方は沢山いらっしゃいますね。

FIREするには収入を上げることが求められます。

会社という組織のなかで収入を上げることは

  • 昇給・昇格する
  • 上司になる
  • 部下をもってチームで仕事する

ということに他なりません。

この「部下をもってチームで仕事をする」というのが曲者で、困っている方も多いと考えます。

私もこれまでも、いまも苦労しています^_^;

ただ、私の経験から少しでも誰かのお役に立てたら幸いです。

この記事が正解ではなく、私はこうしてます。というだけの記事ですのでご了承をお願いします(^^)

出世を嫌がる人がFIRE遠ざかるかもしれないということについて、以前記事を書きました。そちらもご覧ください。

また私がFIREを目指すことになったきっかけやプロフィールは、以下の記事で書いています。

はじめにこの記事の結論です。

ブルース

小手先のテクニックは書いていません。

信頼関係が全て。

はじめに

多くの方はFIREを目指すにあたって仕事を通じて労働収入を得なければなりません。

私は自分は凡人と理解しており、労働者として働き、倹約に努めてFIREを目指しています。(サイドFIREする際には独立できるように準備しています)

サイドFIREについての解説記事は以下からどうぞ!

私の持論ですが、

  • 投資で一発当てるのは難しい
  • 極端な倹約は幸福度が落ちる
  • 人的資本を高めることが成功の秘訣

という観点からFIREの大切な要素は「稼ぐこと」にあると考えています。

※もちろん投資も倹約も取り組みは必須です。

この「稼ぐ」という過程のなかで

  • 会社に雇われる
  • 自営業(フリーランス)をする
  • 会社を経営する

3つのどこかに属する必要があります。

で、私を含め大抵の人は雇われています。

雇われで早期リタイアを実現するためには収入を上げることが必要で、「昇給・昇格」をしなければなりません。(※もちろん副業を頑張るという選択肢もありますがここでは横に置いておきます。)

つまり上司になる必要がありますね。

上司になると部下ができる。

チームをマネジメント、つまり部下を育てることが上司に求められています。

私はサラリーマンしながらFIREを目指す多くの人が

出世したい人

会社で出世できるように挑戦しよう!

そんな風に思えるようになったら良いのになと考えています。

どうせなら会社でもイキイキ働いた方が楽しいですからね!

ただこの部下育成が曲者なんですよね。

  • 言うこと聞いてくれない
  • わがまま言われる
  • 文句も言われる
  • 思うように育たない

なんてことは日常茶飯事。

ブルース

出世するってやっぱり大変!

私も50人~100人くらいのチームをマネジメントしたことがありますが、その時の経験や父からの教えをここに記していきます。

父の教え「信じる」ことが一番の近道

体育会系の会社

私は、一度の転職を経て今の会社に10年以上勤めています。

いまでこそ世の中の流れもあり変わって来ましたが、以前は結構な体育会系の会社でした。

  • 右向け右
  • 上司の指示は絶対
  • 気合と根性

言い過ぎかもしれませんがそんな会社でした。

特に私がいる営業はそんな風土が強かったです。

そんな中で育ったため、私も同じような価値観で育ちました。

その価値観をもったままマネージャーを目指して取り組んでいました。

部下が育たず嘆く

自分自身はマネージャーになりたいのでやる気満々です。

プレーヤーとしても成長してきて、1人でもある程度の仕事ができるようになりました。

でもマネージャー代理の時に、「なかなか部下が育たない」って悩みをかかえていました。

ブルース

もっとできるようにしなきゃ

何でできないんだろ?

やる気ないのかな?

◎◎さんは◎◎が苦手だから克服させよう

なんて考えていました。

これらは言葉にこそ出しませんでしたが、成長しない部下を勝手に自分で嘆いていたのです。

どこか人を下に見ていたのかもしれません。

でもじゃあどうするか。という本質的な解決方法を学ばないままマネージャーになることに。

そんな中でも自分はマネージャーなんだからやらなきゃ!

と思い、あれこれ指示したり命令したりするわけです。

加えて、プレイヤーとしては自分はできるという謎の自身があるので、人の苦手な部分が目についてしまいます。

だから成り立ての頃は、信頼関係も築かないままついつい指摘ばかりをしていました。

だから

部下Aさん

マネージャーは何考えているか分かんない

部下Bさん

正論だけと指摘ばかりされたらやる気がでない

こうなってしまいました。それも当然ですね。

また、いざ自分がマネージャーになると全然上手くいかないんですね。

  • 組織の方針がだせない
  • 的確な指示がだせない
  • 要求の仕方が分からない
  • 上司には結果を求められる

だから時間と心の余裕がなかったです。

時には感情、表情にもでていたと思います。

当然部下のことを気にかけることもできない。

当初は本当にメンバーに申し訳ないことをしたと思います。

父からの教え

ある日、父とお酒を飲みながら悩みを話すと持論を話してくれました。

父が組織を束ねた経験からアドバイスをくれました。

そのポイントは4つありました。

父の考え方はこうでした。

ブルース父

人を成長、変化させようなんておこがましい

人はありのままにしかならない

頑張る人はやるし、そうでない人はやらない

方向性だけ示してあげて後は信じてあげればよい

だからあなたはマネージャーとして部下を最後まで信じるだけ

もしダメでも感情的にならずに善し悪しを評価をしてあげればよい

目から鱗でした。

それまで私は、関与して相手を変えないといけないと思っていました。

  • 会社にあった人材にしなきゃいけない
  • 方針どおり行動させなきゃいけない
  • 弱みは直させなきゃいけない

そう思って相手を変えるためのアクションばかりとってきた自分に気が付きました。

そうしなくていいんだ!って思ったことでスッと憑き物が落ちたようでした。

ここからは相手の弱みはだいぶ無視できるようになりましたね(^^)

ピーター・ドラッカーの本にも以下のようなフレーズがあります。

強みのみが成果を生む。

弱みはたかだか頭痛を生むくらいのものである。

しかも弱みを無くしたからといって何も生まれはしない

強みを生かすことにエネルギーを費やさなくてはならない。

ピーター・ドラッカー

出典:マネジメント

私は、自分のことばかり考えていました。

  • 売上取りたい
  • 成果を出したい
  • 評価されたい

相手の弱い部分ばかりみて強みを見ていませんでした。

このことからチームで成果を出すことを学ぶようになりました。

意識して行動を変えたポイント6点

考え方が変わって意識と行動が変わった6点です。

1人の力では何もできないと自覚する

人数の多寡はあれど多くの会社はチームで働いています。

マネージャーが1人で奮闘してもできることは何もありません。

メンバーが行ってくれるいくつもの仕事をマネージャーが全部できるわけもないです。

ただ不思議なもので、人間は偉くなるとこの当然の事実すら忘れます。

私はここを強く自覚しました。

メンバーは何に従っているか?

メンバーは「何に従っているか」考えるようになりました。

重要なのは「役職」に従っているか、それとも「人格」に従っているかです。

  • 役職に従う→仕方なくあなたの立場に従っているだけ
  • 人格に従う→あなたを信頼してあなたの人柄に従っている

もちろん後者の方がよいですよね(^^)

人として信頼してもらおうと思ったら「人格」ありきです。

  • 挨拶を自分からする
  • 困っていたら声をかける。助ける。
  • 感謝しお礼を言う
  • ポジティブワードを使う(褒める、肯定する)
  • ネガティブワードは言わない(不平不満、悪口、否定)

こんなことを心がけました。

自分が主役だと思わない

上司=主役 は間違いです。

中心にいるかもしれませんが主役でも何でもありません。

あくまでもプロジェクトを円滑に進めるための立場でしかありませんので偉くもありません。

でもこういうことを忘れてしまうことがあります。

  • 自分が一番目立とう
  • 自分が一番偉い
  • この仕事は俺(私)の成果だ

こんな風にしたらメンバーはしらけますね。あなたのことを信頼はしないでしょう。

上司の役割はメンバーを主役にすることです。

自分が一番やる

要求はするけど自分はやらない。

そんな上司いますよね?これも間違いです。

  • チームでやろうと決めたことは率先垂範する
  • 自分で使ったものは自分で片付ける
  • 自分がやるから周りもついてくる

私の尊敬する上司で、自分が言ったことは必ずやる。

自分でできることは人を使わず自分でやる。そんな人がいます。

彼は必ず自ら率先垂範するので、やっぱり皆に慕われています。

ブルース

率先垂範してくれる上司は信頼できる!

全身全霊で向き合う

部下に本当に信頼してもらうためには全身全霊で向き合うことが必要です。

先にあげた「人格」に通じる部分でもあります。

この向き合うというのは、ときには人間関係の摩擦もおきてすごく力を消耗します。

でも大事なことは「あなたのことを本気で考えていますよ」というのが部下に伝わるかどうかです。

  • 話しを姿勢よく聴く
  • 良いことは褒める
  • 悪いことは叱る
  • 差別しない
  • 正しいことを言う
  • 成功したら一緒に喜ぶ
  • ダメだったら一緒に対策を考える

曖昧な対応をしたり、人によって態度を変えたりすると部下はあなたのことを見透かします。

ブルース

自分の中に軸をもって接しよう!

感謝は真心で伝える

最後はやっぱり感謝です。

やっぱりメンバーなしでは仕事は成り立ちません。

でも「ありがとう」の一言さえ伝えられていない。という方はいないでしょうか?

  • よい提案をしてくれたとき
  • 同僚をフォローしているのをみたとき
  • 作業を手伝ってくれたとき

ちょっとしたことだったとしても「ありがとう」と言えるようにしたいですね!

まとめ

今回のまとめです。

色んな人と働けるのは組織で働くことの魅力でもあり、大変なことでもあります。

私も色んな失敗しましたが、上記にあげたような行動を心がけて「部下を信じ続けた」ことで

  • チームで成果がでた
  • 部下が昇格した
  • 自分も昇格した
  • 職場の雰囲気もよくなった

こんな成果を出すことが出来ました。

せっかく会社で働くのですから、自分も周りも一緒に豊かになっていきたいですよね。

これからも大切なこととして心にとめておきたいと思います!

今回の記事が皆さんのFIRE達成のために、お役に立てたらうれしいです。

これからもFIRE目指して一緒に頑張っていきましょう!!それではまた。