皆さん、こんにちは。ブルースです🦇
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FIREを目指すのに読んでおくべき本が知りたい
でもお金の本って難しいものが多い。
できるだけ読みやすい本がいいな。
こんな人のための記事です。
- FIRE(経済的自由)を目指している人
- 資産運用を始めたい人、始めて間もない人
- お金を貯めたい人、貯められなくて困っている人
まさに資産運用初期~中期の方にオススメできる本だけをまとめました。
投資やお金の本って複雑なものが多いので、簡単でスラスラ読めるものを厳選しています!
私自身が実際に読んでみたものの中から
- 読みやすさ
- 投資と節約のバランス
- 再現性の高さ
この3点を基準に選びました。
持論ですが、現代社会では資産運用に難解なことは不要です。複雑なことをしようとすればするほど失敗しやすくなる。と考えています。
- できるだけシンプルに
- 時間を掛けず
- 効果を最大化させる
本も同様で、上級者向けの本も沢山ありますが、ここでは紹介しません。
※嘘です9位と10位だけはどうしても紹介したい本があり、その2冊だけは少し読むのが大変な本を紹介しています。(本当にオススメな良書です)
これだけ読んでおけば資産運用の基礎の8割は抑えられる、FIREを目指す人はどう行動すれば良いかが分かる!
ということを念頭に置いて10冊ご紹介します。ぜひ手に取ってお読みください。
他にも良い本は沢山ありますが、まずこれを読んで欲しい!
という思いで紹介します。
目次
FIREにオススメの書籍TOP10
1位:サイコロジー・オブ・マネー
1位はサイコロジー・オブ・マネー。2021年末に出版された新しい書籍です。
私が2021年で読んだ本の中でも1番の良本といっても過言ではありません。
サイコロジー・オブ・マネーは「お金の心理学」という意味です。
- 客観的なデータからみえるお金の真実
- お金は人間をどう変化させるか
- どうお金と向き合うべきか
データも織り交ぜながら、お金に対してどんなスタンスでいれば幸福になれるかが書かれています。
たとえばバフェットの資産845億ドルのうち、842億ドルは、バフェットが50歳になった後から形成された資産であると述べられています。
それほどに複利の力は絶大で、長期で投資を続けることが重要です。
また人間はお金に取りつかれると際限なくお金を増やそうとしてしまい、資産形成のゴールポストをどんどんズラしていきます。
そんなとき「足るを知る」という考え方が大切で、自分で自分のゴールを定め「富のゲーム」に巻き込まれないことが重要であると、この本で学ぶことが出来ます。
私の中でマネー本オブ・ザ・イヤーに輝きました!
ぜひ読んで欲しい1冊です。
書評を書いています。以下記事でもう少し詳しく解説しています。
【FIRE参考書籍】「サイコロジー・オブ・マネー」は今年最高のお金の本としてオススメ!
2位:DIE WITH ZERO
「富のゲーム」に憑りつかれると、人は無限にお金を増やそうとします。
米国では資産運用が日本よりも一般的ですが、老後もお金がお金を増やし続け資産を使いきれない人が殆どであるというデータが紹介されています。
人間が死ぬときの後悔は
- 健康を大切にしておけばよかった
- 自分に正直に生きておけばよかった
- やりたいことをやっておけばよかった
- 美味しいものを食べておけばよかった
- 家族や友人を大切にしておけばよかった
こういったことに集約されるそうです。
30歳の時の100万円と80歳の時の100万円は全く価値が違います。
若く活力がある時に、本当にやりたいことに時間とお金を割くことが人生を幸福に過ごすための秘訣。
そう教えてくれる一冊です。
2位に上げた理由は、「自分が本当に大切なことは何か理解し、それに時間とお金を捧げる」ということがお金を貯めこむことよりも重要だと考えるからです。
大切なことを見失ったまま、お金を貯め続けて人生の終わりを迎える。これは幸せとは対極にあることで、そうならないようにお金の使い方が最も重要であると考えます。
「お金を使う」ことについて重点的に書かれた良書です!
こちらも書評記事を書いています。
FIRE参考書籍 DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
3位:本当の自由を手に入れるお金の大学
2022年1月時点でチャンネル登録者数180万人を超えるリベラルアーツ大学の両学長が執筆した書籍です。
私もたまに勉強のためYouTubeを拝見させていただくことがあります。
YouTubeも勿論オススメですが、こちらの書籍も初心者向けに分かりやすくお金について学ぶことができます。
- 貯める力
- 稼ぐ力
- 増やす力
- 守る力
- 使う力
お金に関する力を5つにカテゴライズし、丁寧にどうアクションすべきなのか解説してくれます。
複雑なお金の世界をこうも分かりやすく楽しく勉強できる本はなかなかありません。
YouTubeも勉強になりますが、まとまったこちらの本を一度読むだけでもレベルアップできること間違いなしです!
本を読んで、気になるテーマを更にYouTubeで視聴する。というのもオススメできます。
4位:FIRE 最強の早期リタイア術
FIRE本では一番有名といっても過言ではないかもしれません。
クリスティー・シェン、ブライス・リャン夫妻の著書です。
この本の一番の特徴はFIREの具体的な戦略について書かれていることです。
- 生活費の25年分の資産を貯蓄する
- それを株と債券に投資すれば、毎年4%で取り崩しても資産は減らない
- FIRE後の資産を守るためにどうすれば良いか
著者は幼少期の極貧生活からFIREを勝ち取ったという実績の持ち主でもあります。
その体験からくるリアルな話は一読の価値ありです。
FIREを目指すなら一度は読んでおきたい!
5位:本気でFIREをめざす人のための資産形成入門
日本ではFIREの先駆者の1人としても知られている穂高唯希さんの書籍です。
いまも色々なコラムなどでもお見かけすることがあります。
なんと30歳という若さでセミリタイアした穂高さんの人生のこれまで~FIREを目指すに至った経緯まで赤裸々に語られています。
会社のことを「豚舎」と呼んだり、「階段は資源」というパワーワードも時折見られて面白いです。
しかし投資法については、企業業績のよい連続増配株や高配当株に投資するスタイルで知的な投資法をしていることが伺えます。
個別株を中心にバリュー株投資をしたい方にもオススメできる一冊です。
Twitterやブログでもご活躍されています。
6位:今日からFIRE! おけいどん式 40代でも遅くない退職準備&資産形成術
Twitterでも有名人な桶井道(おけいどん)さんの書籍で、私も投資を始めた初期に拝読した一冊です。
47歳のとき25年間お勤めになられた会社を退職しFIREされています。いまもブログの執筆、コラム、Twitter、ボランティアでこども食堂など広くご活躍されています。
おけいどんさんの特徴をあげるとすると
- 会社員時代の年収は平均的
- 若くから投資をしている
- ケチは財を成す
ご自身でも述べられていますが、会社員時代では470万円が年収ピークだったとのことです。
しかし投資は若い頃から取り組まれ、お父様の教えで給料を投資に回すことが当たり前という金融教育を受けています。
また「ケチは財を成す」という言葉に集約されますが、倹約の徹底ぶりが凄いです。
スポーツ新聞や自動販売機での飲み物は買わない、不用品は必ず売って1円でも無駄にしない、などの節約に対する執念も学ぶことができます。
平均的な年収でも、積み重ねでFIREができる。ということを証明されていて勇気が貰えます!
書評も書いていますので、あわせてお読みください。
FIRE参考書籍 今日からFIRE 40代からでも遅くない 退職準備&資産形成術【著者:桶井 道(おけいどん)氏】
7位:難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
楽天証券経済研究所の客員研究員である山崎元さんと大橋弘祐さんの会話形式で話しが進み、途中で図解なども多く使われているためとても読みやすい一冊。
実は私が投資を始めたときに最初に読んだ本でもあります。
本書のポイントとして3点あげると以下です。
- 世の中は知らないだけで損をする
- 運用ではやってはいけないことがある
- 素人は「ほぼベスト」といえる方法をとればよい
個人投資家や運用の素人は知識不足や余計な行動を取って損を重ねていくことが多く、最低限の知識をつけること、やってはいけないことを理解するだけでも蓄財が進んでいきます。
本書をみればそれらを学ぶことができます。
投資については、少し古い本ということもあり一部日本株(インデックス)に投資をすることを推奨されていますが、山崎さんは現在では全世界株への分散投資を推奨されています。
証券会社の人間から「窓口にいくな」とか「無駄な手数料を払うな」と言われていて、個人投資家のために書いてくれた本であることを感じることができます。
書評記事は以下です。
FIRE参考書籍 【難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!】
8位:お金は寝かせて増やしなさい
投資ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」の運営をされている水瀬ケンイチさんの著書で、インデックス投資の教科書的な一冊です。
- インデックス投資のメリット
- インデックス投資の始め方
- インデックス投資の出口戦略
これらについて触れており、インデックス投資を学ぶならこの一冊で完結と言っても過言ではありません。
インデックス投資において、成功する人とそうでない人の特徴をあげています。
これは暴落が起きた時の行動に起因するのですが、頻繁な売買をせず、愚直に積立た人が勝利する。と言うようなインデックス投資家がどういうスタンスで市場に臨めば良いのか知ることができます。
マンガ版も出版されています!
9位:敗者のゲーム
9位と10位は少し難しい本を紹介します。(絶対に読んでいただきたい2冊なので)
読みやすさの観点から、1位~8位までを先に読むのがオススメですが、投資家としては一度は目を通しておくべき2冊ですのでこの場で紹介します。
本書の要点は3つです。
- アマである私達がプロに勝とうとしなくて良い。プロですら市場に勝てない。
- 生涯の投資プランを作ってインデックスファンドで長期ホールドが最適解
- 社会や家族に貢献することが重要
プロが多数存在する株式投資の世界で、アマチュアである個人投資家が生き残っていくためにはどうあるべきか、小手先のテクニックではなく本質に触れられる一冊です。
もう少し説明をしたいですが、長くなるので以下の書評からご確認ください。
生き方についても学べるまさに投資の聖書です。
10位:ウォール街のランダム・ウォーカー
ランダム・ウォーカーとは以下のことを指します。
「物事の過去の動きからは、将来の動きや方向を予測することは不可能である」ということを意味する言葉である
株価は今後、上がるのか下がるのかはわからないということです。
そして本書は、投資のプロたちの分析方法であるファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を否定しつつ、市場平均とほぼ同じリターンが得られるインデックス投資を推奨しています。
40年以上読み続けられ、原書第12版が発行されてもなお愛され続ける投資のバイブルです。
500ページある冗長な本で、読み応えは十分ですが、こちらもぜひ読んでいただきたいです。投資になれてきたらチャレンジしてみては如何でしょうか。
株式投資の不滅の真理とは・・・
まとめ
今回はFIREをめざす人が必ず読んでおきたい「お金の本」を10冊ご紹介しました。
これ以外にも良い本は沢山あり、10冊では紹介しきれないのですが、まずはここに紹介した書籍をお読みいただくだけでも「お金」についての力はレベルアップすること間違いなしです!
こういった良書を読み込んで、覚えたことはすぐに実践してみる。
これが資産運用を成功させる秘訣かなと考えます。手に取って学びを深めてみましょう!
今後も良い書籍は紹介して参ります!
一緒に勉強していきましょう!!
それではまた!