FIREとは

FIRE参考書籍 【難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!】

皆さん、こんにちは。ブルースです🦇(ブルースTwitter)

分かりやすくお金について書かれている本を教えて!

『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』

ってどんな本?

この記事はそんな方に向けて書いています。

ブルース

お金のことって社会人になるまで勉強してこなかった

そんな方多いですよね。私もそうです^_^;

残念ながら日本の金融教育は遅れています。

  • 投資は危ないからしない方がいい
  • 銀行に貯金はしておいた方がいい
  • 保険は絶対入っておいたほうがいい

多くの家庭がこれくらいの事しか教えられていないのが現実です。

さまざまな書籍やネットの情報はあるものの複雑なものも多く、何を学んだらよいか分からない方にまずこちらの一冊をオススメします。

著者の山崎元さん、大橋弘祐さんの会話形式で話しが進み、途中で図解なども多く使われているためとても読みやすいです。

また山崎元さんは、楽天証券経済研究所の客員研究員で、YouTubeはじめ様々なメディアに登場しています。

いつも非常に分かりやすくロジカルな説明をされます。

経済やお金の勉強をするには抑えておいた方がよい御方だと思います。

前置きはこれくらいにして早速書評に行きましょう!

書評

本書が伝えたいこと

本書は5つのチャプターで構成されています。

私は、本書が伝えたいことは以下であると解釈しました。

  1. 世の中は知らないだけで損をする
  2. 運用ではやってはいけないことがある
  3. 素人は「ほぼベスト」といえる方法をとればよい

それでは、本書の引用を用いながら気になるポイントについて述べていきます。

世の中は知らないだけで損をする

山「個人向けの日本国債は途中で解約しない限り絶対に減らない。元本保証だから」

大「えっ、減らないんですか?」

山「うん。減らないね。国が保証してくれてるから。『変動金利型10年満期』というタイプを買うといいんだけど、今だったら10年もので0.3%くらいの利回り。みずほ銀行の定期預金がだいたい0.12%(※)くらいだから銀行に預けているよりは、ちょっといいんじゃない。今は金利が低いからそんな差はないけど、今後金利があがったときには、それにあわせて個人向け国債の金利も上がるようになっている」※みずほ銀行のスーパー定期300,満期10年の場合(2015年9月時点)

大「でもそれって安全なんですか?」

山「銀行に預けているより安全。だって銀行と国のどっちが先に潰れるかといったら、国よりも銀行でしょう」

ここで書かれていることの本質は、「国債に投資しなさい」ということではありません。

銀行よりも現金が安全に保障される国債があるということを「ほとんどの人は知らない」ことにあります。

多くの日本人にとって銀行に預けるのがあたりまえですが、もしそのお金を10年間使わずに預けるとしたら、「国債の方が銀行より安全かつお金が増える」ことになります。

銀行には「一行1000万円」という預金の保護の対象が決まっています。

そのためそれ以上の金額を預けていると、万が一銀行が破綻したときに1000万円を超えるお金がどうなるかは分かりません。※過去に銀行が破綻したケースもあります。

また、インフレで円の価値は相対的に下がる可能性があります。

国がお金を返せなくなったらお金を刷ります。

沢山お金を刷るとお金の価値が下がるので、今の1万円は、未来には5000円の価値しかないこともあり得ます。

現金を寝かせておくとインフレが起きた時は「お金の価値が減る」ということを覚えておきましょう。

このように知らないことで安全と思い込み、得する機会を失っているというのが学びのポイントです。

ブルース

日本では教育で知ることが難しいので、自分で情報を取りに行くことが重要だ!

運用ではやってはいけないことがある

銀行員には近づいちゃいけない

山「まず、ひとつ言っておくとね。お金を正しく運用したかったら銀行には近づかない方がいい」

大「えっ!?お金を運用するのに、銀行に近づいちゃいけないんですか・・・?」

山「そう。銀行っていうのは、金持ちには投資させて手数料をもらう。貧乏人には借金させて金利をもらう。これが彼らのビジネスモデル。ATMの手数料なんかではたいして儲かってないの。だからサラリーマンには家を買わせてローンを組ませるし。定年になって退職金が出たら手数料の高い投資信託を勧める」

山「銀行の無料相談窓口にいる人なんて羊の皮をかぶった狼だと思った方がいい」

このように銀行の無料相談窓口などで資産運用の相談をすることを避けるように明言されています。

  • 銀行員の給料は高い
  • 銀行を運営するのもコストがかかる
  • だから手数料で儲ける

というモデルなのですね。

ここで山崎さんは、もし株式投資で資産運用をするならネット証券を推奨されています。

  • 手数料が安い
  • 何かを売りつけてくることもない
  • 選べる商品も豊富

こういった理由で、現状はネット証券が主流になっています。

他人が勧めてくる商品任せにせず、自分で良い商品を探して投資するということがリテラシーを高めることに繋がります。

ブルース

運用をするなら自分で商品を選択するようにしたい!

保険は『損な賭け』

山「保険っていうのは『損な賭け』なの。

大「損な賭け・・・ですか?」

山「そう。病気になったら得をして、ならなかったら損をするから『賭け』でしょう」

山「それで、保険というのは営業の女性が勧誘に来るじゃない。君が払う保険料の中には、彼女らの人人件費も含まれている。あと、今は窓口でどの保険会社の保険も買えるところがあるだけど、そこで親切に説明してくれるおばちゃんの人件費も乗ってるし、女優のCM出演料も乗ってる。詐欺のコストだってある。だから『損な賭け』なの。」

大「詐欺のコストってなんですか?」

山「誰かが、保険金詐欺をするじゃない。家族に保険金を掛けて殺してしまうとか、何かをなくしたってうそを言って、保険金を受け取るとか。保険会社は全部を詐欺だって証明するのは難しいから、あらかじめ詐欺を受けることを想定して保険料を決めている。君が払う分にはそれも含まれている」

保険は、掛けたお金に対して50%以上が自分への保障以外に使われていることから「負の宝くじ」という言われ方をすることがあります。

  • MK費用(TVCMやキャスティング費用)
  • 人件費
  • 店舗のコスト

これらにお金が必要ですが、その高いコストは「保険の加入者」が払っています。

ここのくだりでは、山崎さんは保険に対して熱弁されています。

代表として保険があげられていますが、伝えたいことは以下と解釈しています。

  • 保険や投資信託などの金融商品は、売り手が複雑化させているものがある
  • これらをよくわからないまま買ってはいけない
  • 買って得をするのは銀行や保険会社であることを理解しておく

一応申し添えておくと、山崎さんは全ての保険がいけないと言っているわけではありません。

  • 家族の有無
  • 自分が死んだら家族が生きていけるか?
  • 確率は低いが、万一当たったら損害は大きいことか?

こういったことを総合的に判断し、本当に必要であれば掛け捨ての保険に入るべきだとしています。

また高額療養費制度という、医療保険に入らずとも金銭負担を軽減する制度があります。

むやみに保険に入らずに自分で貯めておき、いつでも使える流動性のある資産を持っておくことが重要であると述べられています。

高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、

一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。

医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示する方法が便利です。

全国健康保険協会HP

素人は「ほぼベスト」といえる方法をとればよい

では、運用経験の浅い人は何からはじめていけばよいでしょうか?

本書では、王道ともいえる

  • インデックスファンドを使う(良い投資信託限定)
  • NISAやiDeCoを使う
  • つみたて投資をする

こちらを推奨されています。

インデックスファンドやNISA、iDeCoについては以下の記事をご覧ください。

株式投資というと

  • 世界の情勢
  • 経営のこと、会社のこと
  • チャートの見方

こういうものに詳しくないとできない。という考え方が日本にはまだ広くあり投資をする人が少数派です。

当然、インデックスファンドといえど投資をすれば短期的にお金が減ることはあり得ます。

しかし長い目で見れば株価の上昇は利回り4%~7%くらいに収斂(しゅうれん)すると言われています。

なので

  • 分散が効いて
  • 平均的な値上がりが取れて
  • 時間を取られない

インデックスファンドへの投資にチャレンジするのがよいでしょう。

またその際、NISAやiDeCoを用いて税金面でもメリットを享受すれば、初心者でもプロに負けないくらいの成果が出せると言われています。

ブルース

難しく考えず、まずは

  • インデックスファンドを使う(良い投資信託限定)
  • NISAやiDeCoを使う
  • つみたて投資をする

これらにトライしてみよう!

まとめ:お金で一番大切なこと

ここまで保険や投資について、本書の内容に触れてきました。

実は山崎さんが一番大切だと仰っていることがありますので最後に記載しておきます。

それは

ちゃんと働くこと

です。

本来もっとも資本として価値があるのは「人的資本」であると述べられています。

これからさらに医療やテクノロジーの発達があり、寿命が延びる時代です。

その中で不安を感じられる方も多いと思います。

そんな不安を解消するためには

  • スキルアップする
  • 働く気力を養う
  • 健康に気を遣う

こういったことを愚直にやっていくことが「最高の保険」だと述べられており、筆者もまったくの同感です。

またお金を使うことも大切と言われており、山崎さんも小額ながら競馬をやっているそうです。

自分が価値を感じられることに、お金を使っていくことが人生の満足度を高める秘訣であるということですね。

本当に自分や家族にとって価値のあるお金の使い方は何なのか?

これからも一緒に考えていきましょう!

山崎さんは、以前FIREについての解説やホリエモンとのベーシックインカムについての議論もYouTubeでされてましたので、参考までに以下に貼って起きます。

良い面ばかりではなく、課題についてもしっかり提言してくれており参考になります。

今回の記事が皆さんのFIRE達成のために、お役に立てたらうれしいです。

これからもFIRE目指して一緒に頑張っていきましょう!!それではまた。