FIREするための投資/倹約

下落局面こそ心を穏やかに保ち積立投資を続けよう

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2022年に入り株式市場ではボラタイル(値動きが激しい)な相場が続いています。

2021年末頃~今年の初めに投資を始めた方は、ひょっとしたら不安な気持ちになっている方も多いのではないでしょうか?

米国株はコロナ禍に始まった金融緩和によって2年近く力強く上昇を続けてきました。

以下はS&P500のチャートです。

Traiding Viewより引用

続いてNasdaq100指数です。

Traiding Viewより引用

物凄い上昇ですね。

ところがここ最近は、米国FRBが量的緩和し市場からお金を引き上げたり、インフレに対応するため金利を上げるとの見方が強まっています。

米国の10年債利回りは1/19には一時1.9%に迫る勢いでした。コロナ前の水準に近づいています。

一般に金利が上昇すると株式投資への旨味が少なくなるため株式の価格が下落しやすいと言われています。

この利上げ局面で市場は昨年にはなかったような大きな上下を繰り返しています。

とくにNasdaqは短日で2%を超える上下をすることもあり、投資額が多い方は一日で数十万数百万円の値動きがあるのではないでしょうか。

Traiding Viewより引用

株式価格の上下が大きいと不安になったり、焦ってしまうことがあるかもしれません。

この記事では、そんなときの「長期投資家がとるべき行動と心構え」について述べていきます。

自分の考えている投資スパンは?

自分が投資を始めたとき、どのくらい投資期間を取ろうと考えたでしょうか?

デイトレード、スイングトレードのような短期、もしくは中期で投資を考えているなら、この局面で一旦売って利益を確定する。ということも考えないといけないと思います。

とくに指数ではなく個別株や信用取引などでレバレッジを掛けているなら尚更です。

短期的に売買で利ザヤを抜くというスタイルであれば、常に売り買いのことを考えていないといけません。

しかし、もしインデックスでの10年~20年スパンでの長期投資を考えているのであれば、まったく気にする必要はありません。

天気でいうと、この2年近くずっと晴れっぱなしだったわけで、たまには雨がふることもあるでしょう。

ときにはリーマンショックのような大嵐がくることもあるかもしれません。

長期投資で大切なのは、「雨も大嵐も全て受けるしかない」ということを理解することだと思います。

  • 晴れで絶好調な時も
  • 雨や風でちょっと憂鬱な時も
  • 嵐や雪で厳しい時も

ぜーんぶ丸ごと受け入れるのがインデックス投資家として取るべきスタンス。と私は考えています。

ブルース

自分がどのくらいの期間で投資に臨んでいるのか?

こういった時こそ考えてみよう!

インデックス投資をするためのマイルールも記事にしています。参考になれば幸いです。

インデックス投資でFIREするために定めた8つのマイルール

リスクを取りすぎていないか見直そう

それでも不安な方は、「リスクの取りすぎ」な可能性があります。

  • ポートフォリオの中のリスク資産の比率が高すぎる
  • 投資している商品が自分のリスク許容度を超えている
  • 生活防衛資金が確保できていない

どれかに当てはまっていないでしょうか?

ブルース

何かしら不安になる原因があるはず。そこに手を打とう!

リスク資産の配分が高いと感じる場合

あまりに不安だったら積立額を下げるなどして一時的に現金比率を上げるのは良いかもしれません。(オススメはしませんが)

でも利益が出ている投資信託やETFを売却するのはNGです。売却すると課税されてしまうからです。

売却するぐらいであれば投資金額を下げてでも市場に居続けることを推奨します。

ブルース

長期投資において、売却は基本的に悪手です。

投資している商品が自分のリスク許容度を超えている場合

投資信託やETFであってもレバレッジがかかっているものがあります。

特定の指数に対して2倍や3倍の値動きを目指す商品です。

私も3倍レバレッジを小額(投資ではなく遊びで)保有していますが。やはり結構な値動きがあります。

私の場合は、余裕資金の中のさらに余裕資金で3倍に突っ込んでいるためまったく心が動じませんが、これがコアだったらと思うと震えます。たぶん落ち着いては眠れません。

そういった場合は、銘柄選定を間違えている可能性があります。いま調整が起きているのを良い機会と捉えて、銘柄の見直しを行ってもよいかもしれません。

ブルース

レバレッジの値動きに気持ちがついていけないなら遠慮なく売却でいいかと。

生活防衛資金の確保ができていない

投資するためには、日々の生活の安全が確保できてから行うことが必要不可欠です。

生活費の半年~1年分程度あれば十分ですが、人によってかなり数字がブレるところなので、自分にとっての適正な金額を見極めておきたいところです。

  • 日々の生活費
  • 短期で必要になることが分かっているお金
  • メンタルの安定を保つためのお金

これぐらいは確保しておくと、心がざわつくことなく投資を続けられると思います。

生活防衛資金の考え方も記事にしています。

投資する前に貯めよう!生活防衛資金の考え方/貯め方の話

ブルース

ギリギリでいつも生きる必要なし。

終わりに:見直しができたらあとは放置でOK

以上のことができていれば、あとは淡々と続けていくことが長期投資の神髄だと私は思っています。

SNS上では、頻繁に投資に関する議論や市場の動向について、詳しい方が様々なコメントをされています。

参考になる意見、的を射ていると思う意見も沢山あれば、いい加減だなと思うものまで様々あります。

この時、心が揺さぶれることは私も初期の頃に頻繁に経験しました。

でも大切なのは自分で決めた投資方針を心穏やかにして守り続けることです。周りの意見でブレるのが一番危険です。

ブルース

ノイズに惑わされずに航路を守って進めるようにしましょう!

私は特定の誰かを盲信せず、常に自分を信じて投資を続けます!

それではまた!