皆さん、こんにちは。ブルースです。
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投資を始めようと思うけど、現金はどれくらい残しておけばいいかな?
「生活防衛資金」という考え方がある!
この記事ではどのくらい現金を残しておけばいいか解説しているぞ!
投資を安定して成功させるためには、資産のうちどれくらいを「安全資産」で持っておくか決めておくことが大切です。
その中でも投資には絶対に回してはいけない「生活防衛資金」を明確にしておく必要があります。
この記事では
- 生活防衛資金とは何か
- なぜ生活防衛資金を貯める必要があるか
- 目安はどれくらい?
これらについて触れていきます。まず結論から
- 生活防衛資金の目安は、3ヶ月~1年分
- 年齢、世帯人数、世帯収入、精神的な許容度の大きさで決めよう
- 固定費/変動費を見直してお金が貯まるサイクルを作ろう
- 余ったお金を投資に回そう
この記事を読んで自分にあった生活防衛資金がいくらなのか考えてみよう!
目次
生活防衛資金
生活防衛資金とは
生活防衛資金とは、「不測の事態に備えたお金」のことです。
生活していると常にリスクがあります。
- 病気になって働けなくなる
- 事故にあってケガをする
- 仕事を解雇される
- 災害にあって、日常生活が困難になる
誰にでも、いつでも起こり得ることです。
それに加えて、株式や不動産などに投資していると
- 株価が急に値下がりした
- 配当金が貰えなくなった(減配や無配)
- 不動産が火災や地震にあって家賃収入が途絶えた
こんなこともあり得ます。
投資をしている人は余計にリスクを抱えているわけなので、予期せぬ出来事に対してある程度余裕をもって資金を確保しておくことが必要になります。
安全のために確保しておくお金。それが「生活防衛資金」
貯めておくメリット
生活防衛資金を貯めておくとこんなメリットがあります。
- 不測の事態に株式等の資産を取り崩さなくて済む
- 収入が途切れてもしばらく安全に生活できる
- メンタル、精神面の安定
ある程度お金があれば、何かあった時の支えになってくれます。
もちろん生活面だけでなく、メンタル面でも大きな支えになるでしょう。
またできれば資産形成中は、株式や投資信託などを切り崩したくないものです。数ヶ月安全に過ごせる現金があれば取り崩しを回避しやすくなります。
何かあった時の蓄えがないのは不安だ。

どれくらい確保しておけばいいのか
ではどれくらいの金額を確保しておけばよいでしょうか?
前提条件を考える
その人のおかれている状況で大きく変わります。
- 独身か既婚か
- 子供はいるか
- 基礎生活費はいくらか
- ダブルインカムかシングルインカムか
- 会社員か個人事業か
- 万一の時は、実家のサポート受けられるか
ですがどんな場合でも、おおむね「基礎生活費の3ヶ月~1年分」で事足りるでしょう。
働き手が多い、収入が高いなどの場合は少な目で良い。
また基礎生活費が低い場合も少な目で良いかと!
貯めすぎは機会ロス
様々なブログ、ネット記事、ユーチューブを見ていると2年分3年分という意見も目にします。
私個人の意見としては「貯めすぎ」だと考えます。
理由は、そのお金をずっと使うことが無い場合に「投資機会ロス」になるからです。
余ったお金を置いておいても、メンタルの安定くらいにしか寄与しないため、それなりに労働収入などのキャッシュフローがあるなら気にせず投資に回すのが効率よく資産を増やすことに繋がると考えます。
収入と支出のバランスみて、大丈夫そうであればなるべく多くの資金を投資に回す方が良いです。
ただメンタル面は個人で差があるので、不安なら安心優先でOKです!
本当に必要になったら流動性の高い資産を崩せばいい
生きていれば、ケガや病気、災害などの予期せぬ事態に遭遇することは誰でも可能性があります。
ここで述べたように、3ヶ月~1年の生活防衛資金を貯めたとしても、不足することになってしまう場合もあるでしょう。
でもその時はその時です。起きてもいないことに怯えすぎると投資が出来なくなってしまいます。
万一のときは必要に応じて流動性の高い資産、つまり株式や投資信託を取り崩せばよいです。
不動産などと違い株式は流動性が高いので、売れないというケースは殆どありません。
本当に必要な時は遠慮なく売ろう!
お金は使うためにある。
貯め方
普通預金か個人向け国債がオススメ
どうやって貯めておくかですが、「普通預金」か「個人向け国債」がオススメです。
定期預金は、途中解約によるデメリットがあります(利率のダウンなど)
有事の際のお金なので、すぐに引き出せるように流動性が高い普通預金がもっとも無難な選択肢でしょう。
1年以上預けても問題ない方は「個人向け国債」は1つの選択肢になり得ます。
僅かではありますが、普通預金より良い利息が貰えます。1年間は解約できませんが、その後は途中解約しても元本割れなしでお金が戻ってきます。
財務相HPから確認してみましょう。
個人向け国債は結構オススメ。
固定費を見直そう
生活防衛資金を貯めるにあたり、必ず現在の家計の見直しを行いましょう。
その際、固定費から見直していくことがオススメです。
- 保険
- 家賃
- 通信費
- 水道光熱費
- 定期購読
こういった毎月の出費を減らすことができると、貯めるスピードが増加します。
貯蓄の基礎や固定費については、別の記事で詳しく述べていますので、どうぞご覧ください。
借金がある場合、先に返済を考えよう
金利の高い借金をしている場合は、先に返済を検討しましょう。
特に、リボ払いや、消費者金融での借金は、非常に高い金利を支払うことになります。
貯金よりも返済を早くした方が効果が高いことがあります。
借金の返済は早めにしよう!
そもそもリボ払いや消費者金融にはいかないように!!
生活余剰資金が確保できたら投資を始めよう
つみたてNISAやiDeCoがオススメ
つみたてNISAやiDeCoは、国が資産形成のために推奨している制度です。
- つみたてNISA→毎年40万円積み立てることができ、20年間の運用益が非課税
- iDeCo→個人で準備する年金。所得控除があり節税になる。こちらも運用益が非課税。
このように初心者むけのお得な制度があります。
余剰資金をこちらに回していくとより、資産が増える可能性が高まります。
NISAやiDeCoについては、別の記事で書いていますので、ぜひみてください。
せっかくお金が貯まってきたのですから、しっかり運用して資産拡大狙いたいですね!
証券口座としてはSBI証券、楽天証券、マネックス証券を推奨します。
どれも優良なネット証券で手数料も低いです。それぞれ記事を書いていますのでぜひご覧ください。
投資初心者にオススメの証券会社はここ!楽天証券の特徴とメリット3つを解説!
マネックス証券はオススメ?米国・中国株への投資ならここ!手数料やアプリなど詳細を解説!
個別株を小額から始めるののもあり
NISAやiDeCoは投資信託での運用がメインとなります。
「個別の企業に対して投資してみたい」
そんな方には、LINE証券なら少ない金額から気軽に投資を始めることができます。
小額から始めるだけでも、投資に対する理解がグッと深まりますよ。
小額から始めることで投資に慣れていこう!!
まとめ
今回は、生活防衛資金の考えかた、具体的な貯め方について述べてきました。
- 生活防衛資金の目安は、半年~1年分
- 年齢、世帯人数、世帯収入、精神的な許容度の大きさで決めよう
- 固定費/変動費を見直してお金が貯まるサイクルを作ろう
- 余ったお金を投資に回そう
まずは、自分と家族が安心できるお金を確保してから投資にチャレンジしましょう。
貯める力も身に付きますので、投資を始めた後も支出を管理する力が高まるでしょう。
上手に資金管理を行って、投資のリターンを最大化させていきたいですね!
生活防衛資金、しっかり押さえておこう!
それではまた!