皆さん、こんにちは。ブルースです🦇(ブルースTwitter)
配偶者がいる方は、夫婦で資産形成をしていますか?またお金の価値観をすり合わせしていますか?
先日、Twitterであられさんのツイートで非常に興味深いものがあったので、当ブログでも考えてみます。
夫婦での資産形成に嫌悪感・・・
何とも気になるワードですね。
今回は私なりのオピニオン記事ですので、特に正解があるとか反対の意見に対してどうこう言うものではありません。
私も妻と3人の子供がいる身であり、家族で資産形成を考えておくことの重要性は日々実感しています。
自分の考えを整理するためにも、ここに書き記しておきます。
目次
夫婦での資産形成に嫌悪感を抱く理由
どんな人が夫婦での資産形成に嫌悪感を抱いているか?
リプ欄にある意見をみると以下のような感じなのかなと考えました。
- 結婚しても個人のお金は個人のお金
- お金のことを話し合うのは争いの元
- どちらか、もしくは両方が金融的な知識が乏しいので会話にならない
共働きであったとしても個人のお金は個人のものと考えたり、お金について話し合うことがトラブルに繋がると考えている人がいるのかもしれません。
夫婦で築いた財産は「共有財産」なので、話さない方がトラブルのもとなんだけど・・・
またお金についての知識が欠けているケースもありそうです。つまり資産運用する前の段階です。
- 老後にどれくらいのお金が必要か知らない
- 子供1人の教育費にどれくらいかかるのか知らない
- 年金がどれくらい貰えるのか知らない
知らなければ危機感を覚えようもなく、土俵にすら立っていない状態なので、この場合は理解にもっと時間をかける必要がありそうです。
今回はTwitterでの意見だけでみていますが、ざっくりこんな感じなのかなと・・・
夫婦での資産形成はメリットしかない
ここからは私の個人的な意見です。
基本的には、あられさんが書かれた内容に同意です。夫婦で協力することにはメリットしかない。
どんなメリットがあるでしょうか。私は以下のようなメリットを考えています。
- 価値観が揃えられる
- 目標が明確になる
- 貯蓄率が向上する
- 子供にも良い影響を与える
- 楽しい
価値観が揃えられる
最も大切なのはこれかなぁと思っています。
私も結婚して5年以上経ちましたが、完全に価値観が一致することはありません。いまでもお互い些細なことが気になったりしますし、考え方が合わないこともしょっちゅうです。多分殆どのご家庭がそうなんじゃないかな?と思います(違うかもですが)
でも何かあるたびにお互いの価値観を伝えあってきました。もちろん毎回ではありませんが、これを避けたまま物事が進んだときは自然と関係がギクシャクしたものです。
お互いに歩み寄ることが必要ですが、最初からそれをしないような関係性は私はちょっと嫌だなって思います。
せっかく夫婦になったので、価値観を合わせていく方が楽しい!
目標が明確になる
資産形成は、人生の重要な取り組みの1つです。
- 老後をどのように過ごしたいか
- 子供たちにどれくらいお金を使うか
- いま何にどれくらい使うべきか
これらのゴールがハッキリしないまま過ごすのはその場は楽かもしれませんが、長期的には苦しい思いをする可能性が高いでしょう。歳を重ねるごとに不安が募っていくかもしれません。
反対に夫婦共通で資産形成の目標があれば人生が過ごしやすくなります。
- 毎年どれくらい貯金できれば良いか分かる
- 収入をどれくらい上げる必要があるか分かる
- 支出をどれくらい抑えれば良いか分かる
数字になっていないと、現状のままで良いかも判断できないし、何をどう変えれば良いかもわからない。
明確になっていればいるほど、安心にも繋がり、これから取り組む内容もハッキリするでしょう。
貯蓄率が向上する
目標が明確になると、取るべき行動も明確になります。
- 収入が足りない→本業の昇給、副業での補助、共働きでブーストを試みる
- 支出が多い→固定費や変動費の削減に取り組む
など生活を良くするための工夫に繋がります。
結果的には貯蓄率の向上をもたらすでしょう。
貯蓄率の向上は生活の安心を生みますし、私のように早期リタイアを考えている人にはそのスピードを加速させるための重要な指標です。
FIRE(早期リタイア)に最も重要な指標は【貯蓄率!】その理由を解説!
共通の目標があるからこそ、それに向かって行動するはず!
子供にも良い影響を与える
これは本当にそうだなぁと感じます。
ちょうど私も「こどものFIRE教室」という名でマネリテ教育を始めたばかりです。
「こどものFIRE教室」を始めます。目的と基本方針、やっていくことについての記事。
この取り組みを始める際に妻と「子供たちへお金についてどのように接するか」を話し合いました。
家庭ごとに色々な考え方があって良いと思います。
しかし一番の問題は「夫婦で考えが一致していないまま子供に関わること」だと思います。
お金に限った話ではないですが、パパとママの考え方が一致しないまま教育すると子供は振り回されます。
両親が共通認識で一貫した考え方で子供に接することが教育上も良い効果を生むと考えます。
自分が子供だったら、パパとママが言っていることが揃っていなかったら、どちらの意見を聴けばいいか困ってしまうかと。
楽しい
残念ながら我が家は、妻が投資に興味がないので一緒に投資をする楽しさは味わえていません。
でも妻は妻なりに資産形成は考えてくれています。
- 子供の教育費は学資保険で貯めてくれている
- 家族が2年は安心安全に暮らせる金額が貯金できている
- 浪費、無駄遣いはあまりしない
投資に興味がなくても資産が増えていく喜びは持っているようです。
定期的に夫婦で貯まった金額を報告しあったりしますが、投資をしていなくても2人でそういう会話をしていくことは楽しいし充実しています。
必ずしも投資をしていないとダメということはなく、夫婦で楽しく蓄財できていることの方が重要かなと。
トラブル防止になる
夫婦での資産形成はトラブル防止の効果もあります。
考えたくはないことですが、夫婦にはいつか終わりがくるかもしれません。
実際に日本の離婚率は1/3ほどあります。
ここであまり書きたくはないですが、財産分与の際にお金について話し合ってこなかったことがトラブルの元になることもあるでしょう。
お金について全く話してこなかった結果離婚してトラブル。。。笑えません。
またパートナーの理解を超える投資をしていた場合もトラブルが考えられます。つまりリスクの説明が不十分なケースです。
私のように妻が投資に興味がない場合、ギャンブルをしているのと同じと捉えられることもあります。
インデックスファンド集中のわりと堅実な投資をしていたとしても、リーマンショックやコロナショック級の大暴落の時は数十%の資産が減ることになります。
その一時的な下落だけを切り取って「投資なんかしていたからだ」と揉め事になることも考えられます。
説明が不足していれば、そうなることも十分に考えられます。
終わりに:価値観のすり合わせ、合意形成が大切
今回は以上です。
資産形成はいまや多くの家庭に必須と言えますが、家族を持てば影響を与える人の数が増えていきます。
「1人よがりで何でもかんでも好きにやる」というのは結婚したら通用しないと私は考えています。(それが大丈夫なほど稼いでいれば別かもしれませんが)
夫婦とはいってもそれぞれ人格があるわけなので、相手を尊重し、話し合いを重ね、お互いの価値観をしっかりと伝えあって仲良く資産形成できればそれがベストでしょう。
私も今後も妻と仲良く蓄財進めていきます!
それではまた!