皆さん、こんにちは。ブルースです🦇(ブルースTwitter)
お子様をお持ちの方は、ジュニアNISAを利用していますか?
我が家では、もともと学資保険で将来のためのお金を積立ていますが、このたび3人分のジュニアNISAを始めることとなりました。
2023年に制度が終了予定のジュニアNISAですが、制度改正によりメリットが大きくなります。
恥ずかしながら制度改正についてあまりよく知りませんでした。
これまで利用しないつもりでいましたが、調べたところ改正によるメリットが大きいので、3年間の投資だけになりますが利用を決めました。
このツイートしてから準備していました。
しかし書類を差し戻されてしまい、未成年総合口座開設に手間取りました^_^;
現在3人分の口座開設が完了して、「さあ入金しよう」と思ったら以下の表示が・・・

税務署の審査があるんですね。。。あと1~2週間かかりそうです。
たぶん大丈夫ですが、年内に間に合わなかったらショックですよね。
銘柄はオルカンと決めてあるので、すぐに投資できるようにそれぞれの口座への入金は済ませておきます。
必ず年内に間に合わせます!
以下から本題ですが、この記事ではざっくりとジュニアNISAの魅力やどんな人が投資するべきかについて触れていきます。
本記事の画像や情報は全て金融庁のHPから引用しています。当記事では要点だけ述べていますので、詳細の仕組みはHPから確認ください。
- ジュニアNISAの仕組みをざっくり解説
- どういう人が始めた方がいい?
- いまから始めても〇〇円は増える(皮算用)
まず結論は以下です。
- 投資期間が10年程度あるならジュニアNISAは利用した方がよい
- 5歳以下なら積極的に利用してOK
- 教育費は投資以外でも用意しておく
ジュニアNISAの魅力が伝わったら幸いです!
目次
ジュニアNISAの仕組みをざっくり解説
概要
ジュニアNISAは子供用のNISAです。NISAの記事は以下でも書いています。
NISAの新制度を解説!つみたてNISAと新NISAのどちらを選ぶべき!?
「貯蓄から投資へ」というフレーズを耳にしたことがあると思いますが、国が国民へ投資を促すために作られた制度です。
この制度を利用することで、子供を含めた家族全員が非課税投資を行うことができます。
主に子供の将来(学費など)のためのお金を投資でも準備しようよ。というものです。

制度が2023年に終了してしまう
ジュニアNISAは不人気だったため、2023年で終了してしまいます。
2021年、2022年、2023年と3年分しか残されておらず、本記事執筆時点で2021年12月間近ですので、残り2年となります。
執筆時点の11月23日からだと口座開設から入金までギリギリですので、希望されている方は急いだほうがよいでしょう。
子供のための非課税投資制度、残してもいいと思うんだけどなぁ・・・
相続税とかただでさえ、世界水準でみても高いので(涙
相続扱いになる
子供の口座を開いて、親が代理で運用する形をとります。
ですが年間の投資可能額の上限が80万円のため相続税はかかりません。
※注意点としては年間の贈与上限金額である110万円を超える金額を口座に振替た場合には、贈与税を払わなければなりません。80万円ずつ入金するようにしましょう。
用途は学費に限らない
お金の用途が何かに限定されるわけではありません。
- 大学の学費
- 留学の費用
- 結婚資金
- 老後のお金
子の状況で何に使うか選べる自由度があるのがいいですね。
我が家では、学資保険も積み立てています。
学資保険+現金で大学費用が賄えそうなら
- 相続として持ち続けてもらう
- 自己投資に使ってもらう
どちらかを子供が大きくなった時に話そうと思っています。
運用益が非課税
NISAやiDeCoと同じく、非課税期間中に投資して得られた利益に対して課税されません。
もともと株式投資の利益には20.315%の税金がかかります。
現在投資界隈では、金融所得に対する増税が不安視されていて、政府も2022年には本格的に協議すると明言しています。
増税されれば、相対的に非課税制度の恩恵は大きくなる。
使っておいた方が良さそう!
投資できる商品
投資できる商品は以下です。
投資信託以外にも海外の個別株やリートにも投資でき種類豊富です。

個人的には、個別株はどうかと思う部分があります。
あくまでも子供の将来のためのお金なのでギャンブル性は排除したい
ジュニアNISAの変更点
制度改正により以下が変更されました。
- 2024年以降はいつでも払い出し可(全額出金の必要あり)
- ロールオーバーすれば、20歳になるまで非課税運用可能
もともとは子供が18歳になるまでは払い出し不可でしたが今回の改正により、全額出金という条件で2024年1月より可能となります。(非課税のまま)
万が一必要になった際、払い出しができるというのは大きいですね!
ジュニアNISAでの非課税期間終了後は、「継続管理勘定へロールオーバー」すれば20歳まで非課税運用が可能となります。
このロールオーバーが漏れると課税口座の方に追い出されてしまうので注意しましょう。
※ロールオーバーは手続きが必要で、2021年に投資を始めたなら2025年の年末までに証券会社に「ロールオーバー依頼書」を提出して翌年から実施となります。
また20歳になった時には、課税口座へ払い出しされます。(この時の払い出し価格が取得価格となる)


どういう人が始めた方がいい?注意点は??
こんな人にオススメ
基本的には将来を見越した制度であるため、長期投資が前提です。
少なくとも5年以上、10年以上投資期間を設けられれば迷わず利用したほうが良い制度といえます。
悩むのは現在の年齢が15歳前後の場合ですね。
運用期間が短い場合はよく考えよう!
貯金で備えるほうが賢いともいえる。
注意点
唯一注意しておきたいことは
「投資だけ」で子供の将来のお金を用意しないほうがいい。
ということでしょう。
投資界隈でよくみられる
- 長期投資最強
- ガチホしておけばいい
- いつかは絶対上がる
という意見は確かに王道的な意見です。
しかし絶対ということはありません。
1970年代の「株式の死」と言われた時代には暴落した株価が10年以上近く戻らなかったというデータがあります。
投資だけでお金を用意しようとして、いざ子供が大学に行こうとしたら暴落の直撃を受け行かせられない。ということになったら悲惨ですね。
自分のための投資なら好きにしていいと思いますが、「これは子供のお金として用意するもの」という基本態度で臨むことが必要でしょう。
なけなしのお金を全部突っ込むとか、結果オーライみたいなやり方は避けたい。
いまから始めても〇〇円は増える(皮算用)
とはいえ、お金が増える妄想をしておくと投資意欲が湧いてくるのでざっと計算してみました(笑)
80万円を5%の金利で運用しておけばこうなります。※Keisanで算出、1年複利、年率5%

左の数字が合計金額、真ん中の数字が利息、右側が実質金利です。
18年運用すると

倍以上です。学費の足しにはなりそうです。
30年だと

わりとリッチな結婚式の費用とか新婚旅行の足しにはなるでしょうか。
ちなみに60歳まで運用してみると

1500万円!!!
60年後の1500万円が現在のお金と同価値ではないと思いますが、老後の足しくらいにはなるかもしれません。
複利の力、、、恐るべし!

まとめ
今回のまとめです。
- ジュニアNISAは子供にお金を相続、投資して将来に備える制度!
- しかし2023年で制度が終了してしまう。
- 改正によるメリットが大きいので今からでも遅くない!
- あくまでも「子供のお金」であることを自覚して投資に臨みたい!
ジュニアNISAは非常によい制度だと考えます。
賢く利用すれば、子供の将来の可能性を広げることができるでしょう。
私は3年間の3人分である720万円を拠出できるように頑張ってみます!
労働と倹約・・・頑張ります!!!
また個人的には、これを通じて子供が投資に興味を持つきっかけになればと・・・
10歳を超えるくらいから、お金の勉強も力を入れていくつもりです!
日本は将来不安が尽きませんが、子供たちの将来が少しでも豊かになることを願っています。
2021年12月4日にその後の入金した結果の記事を書きました。
楽天証券での入金手順の解説なども行っていますので、続きとしてご覧ください。
それではまた!
以下に子供の金融教育で利用できる本を紹介いたします。