皆さん、こんにちは。ブルースです🦇(ブルースTwitter)
2030年のFIRE実現に向けてインデックス投資・仕事・節約に努めている私ですが、FIREを目指す過程で学びになったことが多くあります。
今回は、その学びになった6つのことについて述べていきます。
この記事を読むと「FIREを目指して学べる6つのこと」が分かります。
ひょっとしたら、あなたもFIREを目指したくなるかも!
もしFIREのことを知らない場合は、ぜひ以下の記事からお読みください。
結論6つのことは以下のツイートのとおりです。
- 貯金だけでは裕福になれない
- 何事も価格より価値で考えるべき
- 複数の収入源を持つことの重要性
- 家族や社会への責任は全うすべき
- 経済的自由は簡単には手に入らない
- 自由に生きることを躊躇わなくていい
今回は、この6つについて私の考えを述べていきます。
何となーく考えを整理した記事です!
お気軽にお読みください。
目次
FIREを目指して学べる6つのこと
①貯金だけでは裕福になれない
「貯金だけでは裕福になれない」というのは、「複利の力を利用できない人は裕福になれない」ということも示唆しています。
私は、30歳までは浪費家で貯金0。
- 外食しまくり
- お酒も好きなだけ飲む
- 欲しいものは悩まず買う
- スマホゲームに課金する
幸いなことに20代後半で日本の平均年収より少し上くらいの給料を貰えていたにも関わらず、まったくと言っていいほど貯金していませんでした。(反省)
妻と結婚→子供の誕生が1つの転機になりました。
妻が堅実な思考の持ち主であることに支えられ貯金と学資保険を開始。←ここでやっと普通に。。。
そこから多少倹約に努めましたが、貯金=貯まる金額です。
銀行の利息は0.001%という笑えない数字だから当然なのですが、なんの疑問も抱かずに全てを銀行に預けていました。
コロナショックでの不安から「FIRE」という生き方を知って「投資」に行きつきました。
投資には「複利」という考え方があります。
複利運用の計算式は「元本×(1+年利率)^n(n=運用年数)」で表すことができます。
100万円を年率5%で運用するとして
- 1年目・・・100×1.05=105万円
- 2年目・・・105×1.05=110.25万円
- 3年目・・・110.25×1.05=115.76万円
こんな感じでお金が雪だるま式に増えていきます。
これは衝撃でしたね。
複利の言葉そのものはもちろん知っていましたが、インデックス投資での資産運用と相性バッチリなことを知れたのが私には大きなインパクトでした。
インデックス投資の魅力については以下の記事で詳しく述べています。
【FIREできます!】資産形成にオススメなインデックス投資とは?5つのメリット、デメリットも解説
また複利には「マイナスの複利」が存在します。すなわち「借金」です。
借金というと消費者金融とかそういったモノを想像しがちですが、日常ではそれ以外にも借金は存在します。
- 車のローン
- 住宅のローン
- クレジットカードでの分割払い/リボ払い
誤解がないように前置きすると住宅や車の購入を否定しているわけではありません。
ただこれらは、人生の中で最も高額な投資に分類されるわりには、あまり悩まずに購入されることが多い印象を受けています。
事業に5,000万円投資するってなったら何週間、何ヶ月も悩みますよね?
事業計画も考え抜きますよね??
でもマイホームや車はそういったことは考えないケースが多いような・・・
※もちろん考えている方もいます。
これらには、マイナスの複利が発生していて、蓄財のスピードを遅らせる大きな原因になります。
それどころか、
- プランがちゃんと設計できない人は破綻する
- 途中でリストラにあって収入が途絶える
- 事故や病気になって返済が滞るリスクがある
こういったリスクも抱えています。
人生の中ではトップクラスの大きな買物をする場合、綿密な人生プランと計算が必要でしょう。
またクレジットカードの必要以上の分割払いは法外(は言い過ぎかもですが)な利息を取られています。
本当に必要じゃないもの以外に利用することは避けた方がよいと言えます。
このように「複利の力」を知っておくとプラスの効果があるものにはお金を使い、マイナスの効果があるものを避けるようになります。
貯金だけでは裕福になれないので、投資を行い資産運用をすることがお金持ちへの必要な要素であることを学びました。
②何事も価格より価値で考えるべき
以前までは、「モノの価値」を深く考えたことはありませんでした。
- 欲望に忠実に買う
- 本当に必要かどうかは深く考えない
- 安いモノはダメで、高いモノはいい
その場の欲求でお金を使うかどうか決めていたように思います。
家庭ができて、さらにFIREを目指してからは180度その考え方が変わりました。
「モノの価値」は個人個人で違いますので、私の例になりますが、価値感を整理したら以下のようになりました。
車
- これまで:カッコつけるために新車を2連続で購入
- 見直し後:見栄をはる必要なし。中古でOK。
外食
- これまで:1人で行きたいときに行く
- 見直し後:家族と一緒に楽しめる時には行って良いモノを食べる
本や映画などの勉強や娯楽
- これまで:何となく面白そうなら買う(観る)
- 見直し後:評判を吟味して買う(観る)
スマホゲームへの課金
- これまで:やることないから暇つぶしで課金
- 見直し後:後に残るものがないから課金は絶対にしない(今はやってない)
以上のような感じで整理をすると、自分が本当にお金を使うべき「価値」が何か分かってきます。
人はモノを持つ、または身に着けるとき、意識してか無意識かに限らず「賞賛されたい自分」がいるといいます。いわゆる承認欲求です。
いま思い返すと、私が新車でスポーツカーを買ったときもそうだったと思います。
カッコよく思われたい!
と無意識ですが心のどこかで考えていたように思います。
でも周囲の人は「私」ではなく、「車そのもの」を見たり「車に乗っている自分」を想像しているだけで、私になんか興味はありません。
どんなに良い車を買ったとして(それがランボルギーニであっても)誰一人として、「私」に対して羨望のまなざしを向ける人はいないのです。
これに気づけたことは私の人生の中で大きな収穫です。
繰り返し伝えると「車」や「マイホーム」が悪いわけではありません。購入時に正しく自分の価値感を考え抜いて買えているかが重要です。
不思議なもので、価値が分かると以下のような変化が起きます。
- 無駄なモノにお金を使わない
- 必要なモノには惜しまない
- 結果的には支出が減少する
- でも満足度は落ちない(むしろ向上する)
価値で考える方が、蓄財も進み生活満足度が高いです。
価値観が分からない人はマインドマップで整理してみるのもよいでしょう。
色んなマインドマップがありますが、無料でじゅうぶん使えます。こちらにはXマインドを貼っておきます。
ロジックツリーのように作って、あなたが思うことを書き出してみると整理できます。
何も書けないようなことなら、あなたにとって不要なものといえます。
自分の価値観。見つめなおしてみよう!
自分の軸で生きられない。という方に向けて以下の記事も書いています。気になればぜひ!
③複数の収入源を持つことの重要性
収入には分散が必要です。
私は30代半ばまで、投資も副業も行わず会社からの給料1本でした。
ある程度給料が貰える会社ではあるので、どこかに「このまま安定して過ごせる」という考えがあったように思います。
でも私の会社でも同僚や先輩をみていると、給料が上がらずに困っている人もいます。
まして世の中をみるとリストラや業績悪化での減給などそこら中に溢れており、その中で会社の収入1本で大丈夫。と考える方が大いに違和感です。
収入を多角化しておくことはヘッジになりますし、蓄財を進める効果があります。
- 1人で働くより夫婦共働き
- 本業だけでなく副業もする
- 投資で資産運用する
収入の柱は複数あった方が絶対にいい!
給料だけはリスクが高すぎる。
収入が給料だけ=リスクが大きい
そう考えられるようになりました。これも投資をしている賜物でしょう。
投資の格言である「卵は1つのカゴに盛るな」は仕事にも置き換えることができます。
④家族や社会への責任は全うすべき
FIREを目指すようになり、以前より強く感じるようになったことが「家族や社会への責任」です。
私は私が自由になる以上に大切だと思っているのが
- 家族が安心して過ごせること
- 子供が私より豊かに生きること
- 社会がもっとよくなること
です。
よくFIREという生き方は、お金だけ貯めこんで他者と関わらず過ごすような社会性を欠いた生き方であると批判されることがあります。
中にはそういう人もいるかもしれませんが、私は真逆の考え方です!
自分さえ良ければいいといった考えでFIREすることは、簡単であると同時に虚しい行為です。
- ギリギリまで生活を切り詰める
- お金は全て自分のために使う
- 社会や他者に貢献しない
このような生き方をしても恐らく人生の充実感は得られないでしょう。
私は、子どもへの教育投資にはお金は惜しまず使います。
自分1人だけでなく、家族で楽しめることにも惜しみません。
また家族以外にも、社会的に良い影響を与えると考えられる行為やイベントは積極的に奨励し、機会があれば参加するようにしています(仕事もあり、いまは中々できませんが)
人は自分1人では生きていけない。
という現実は単純なようで深く理解することは難しいことです。
FIRE目指す過程で「自由になって家族や社会との関係性をどう深めていくか」考えていくことは非常に意義のあることだといえます。
もちろんサラリーマンで生涯を過ごしてもそれが不可能なわけではありませんが、FIREが実現できたら「時間」を勝ち取ることができますので、選択肢が広がることは間違いないでしょう。
⑤経済的自由は簡単には手に入らない
ここまで述べてきましたが、FIRE(とくにFI、経済的独立)は簡単には手に入りません。
- 独身でも3,000万円~5,000万円
- 子持ちなら(人数によりますが)5,000万円~1億円
個人の年齢や状況に左右されますが、少なくともこのくらいの資産がないと実現は困難でしょう。
もしFIREを目指すなら以下のことが重要です。
- 目標とする蓄財ゴールを決める
- 労働収入を向上させるための取り組み(自己投資や転職)
- 支出の最適化を行い手元に残るお金の最大化
- 余剰資金の堅実な運用
上記に可能な限り早く取り掛かること、継続することが重要です。
目指したらからと言って楽に達成できるものではない。
早い人で10年~、普通なら20年くらいかかる。
また10年以上にわたり同じことを続けることの難しさがあります。
⑥自由に生きることを躊躇わなくていい
自由に生きるというのは、難しいように思えます。
少し前の私は、環境には恵まれていながらも以下のように考えていました。
- 定年まで会社で無難に過ごすほうが安全
- 子供がいるからサラリーマン辞めるなんて無理
- 自分の力だけで生きていくのは無理
本当は「飛び立ってみたい」と心の底では思っていたのに、これまで色んな理由をつけて本気で取り組んできていませんでした。
FIREという生き方を知れたのは、私にとっては人生再挑戦するチャンスです。
健康寿命を考えると、残りの人生半分しかない。
60歳70歳まで会社に属さずに、もっと早く色んなことにチャレンジしてみたい!
とはいえ、自由に生きるということは全ての責任が自分にあることを意味しますので、私はまだまだ下積みが足りません。
いまは会社にもお世話になりながら、こうしてブログを書いたり、自己学習を積み上げる期間だと考えています。
2030年には40代半ばになりますが、それまでに力をつけて躊躇なくFIREします!
私はサイドFIREという自分でビジネスをしながらのFIREを一旦のゴール目標としています。
サイドFIREについては以下の記事で詳しく解説しています。
人生が窮屈だと感じるなら、FIREを意識して色んなことに取り組んでみるのもよいかと!

まとめ
今回のまとめです。
- 貯金だけでは裕福になれない
- 何事も価格より価値で考えるべき
- 複数の収入源を持つことの重要性
- 家族や社会への責任は全うすべき
- 経済的自由は簡単には手に入らない
- 自由に生きることを躊躇わなくていい
FIREについて学ぶなかで、ネガティブに思ったことは1つもなく、むしろその過程で色んなことが学べて考え方や生活が洗練されてきました。
知らなかったら、まだ投資もしていないし無駄な浪費も続けていたと思います。
世間ではネガティブなことを言う方もおられますが、結局は自分の捉え方次第です。
重要なのはFIREそのものではなく、「自分の人生をどう生きるか真剣に考えること」です。
FIREは、そのきっかけに利用する。
くらいの気持ちでOKかと。
お読みいただきありがとうございました。
それではまた!