皆さん、こんにちは。ブルースです🦇(ブルースTwitter)
今回は投資方針の変更があったので、この場を借りて述べます。
自戒としても残しておく意味も込めて書きました。
本記事の結論は、以下ツイートの内容どおりです。
ということで、米国高配当ETFを辞めて、完全にVTI一本に絞った積立投資+投資信託に変更しました。(10/19(火)の時点で高配当株ETFの全銘柄を利益確定済み)
VTI集中と言いましたが、正確には投資信託を含めた3つです。
楽天証券→楽天・全米株式インデックスファンド(投資信託)を楽天ポイント500円ゲットのためと、SPUを上げるために5万円を毎月積立。
SBI証券→SBI・V・S&P500インデックスファンド (投資信託)を三井住友カードで250円分ポイント獲得するための5万円と、つみたてNISA分の33,333円の計83,333円を毎月積立。
SBI証券→VTI(米国株式口座のETF)を月に26万円分を定期買付
上記で毎月40万円ほど積立していきます。
※S&P500が混ざっているので正確にはVOOも入っています。
これもVTIに変えても良いのですが、じつはこの SBI・V・S&P500インデックスファンドは、私が投資を始めた1年半前からずっと積立を続けている銘柄のため思い入れがあります。
商品の性質上VTIと大きく変わらないので、この投資信託だけは初心を忘れず持ち続けるために積立を継続することとしました。
今回の話は以上なのですが、これで終わっても勿体ないため
- 投資目的の振り返り
- 高配当株投資をやめた理由
- VTIについて
この3点について以下より述べていきます。
凄く個人的な内容ですが、少しだけお付き合いくださいますと幸いです(^^)
目次
はじめに
私はコロナ禍に投資を始めました。またコロナの結構前ですが体調を一度崩したことがあります。それが資産形成を本気で考えるようになったきっかけです。
こちらについては、ブログの方針とプロフィールの記事で詳細を書いています。
で、今でも真剣に考えていることは3点です。
- 会社に依存するリスク
- マネーリテラシーを高める必要性
- 投資の重要性
大手ネット証券の口座開設数の伸び方を見ると、私と同じような考えで投資を始めた方は多いのかもしれませんね。いまお金や雇用に関する不安が強まっているように感じます。
人生には様々な選択肢があります。あるはずなのですが、
- 知らない
- 調べない
- 行動しない
私は、こういったことで色々なチャンスを逸してきました。
コロナ禍で色々お金の勉強を進めていくと、「自由」とか「チャンス」を掴み損ねたくない。そんな思いが強くなり「FIRE」を目指すことを決意して、その日にはSBI証券の口座をすぐに開設しました。
FIREについては以下の記事で詳しく述べています。
投資方針の変更
資産形成の目的は何か?
私は2030年を目標にFIREを計画しています。40代中盤で達成が理想です。
今回、投資の方針を見直すにあたって「資産形成の目的」を振り返りました。投資において目的こそ最重要ですので度々振り返りをするように心がけています。
振り返って思った結論は、私の投資目的は「いち早くリタイアメントの為の資産を作ること」です。
- 銘柄のチョイスが上手くなりたいわけではない
- トレードをしたいわけでもない
- まして投資のプロになりたいわけではない
とにかく目標とする資産を
- 確実に
- 丁寧に
- 効率良く
増やしていけるかが大切であって、上手い投資家である必要はないんですよね。
一年半投資をしてきて、どこか上手に買おうとしている自分がいた。
かといって既存で行っているインデックス投資以上の成果がでているわけでもない。
一応、自分と妻で決めているリタイアメントの3条件があります。
リタイアメントの3条件
- 子供3人の学費の確保
- 仮に働かなくても20年は生きられる資産の確保
- 夫婦の老後資金の確保(半分程度)
金額として純資産額が約8,000万円~1億円の間でFIREを考えています。
「子供3人いて1億弱だと少ないのでは?」
そんな意見もでそうですね。その点でいうと
- 私→勤労意欲はあるが、自由にマイビジネスをやってみたい。
- 妻→勤労意欲はあり、会社員を続けたい。資産が貯まっていれば旦那が会社やめるのは気にしない。
ということで、仮に私が会社を辞めるとダウンシフトにはなるかもしれませんが、労働のキャッシュフローが0になることはありません。(その時、夫婦が2人とも元気であること、またキャッシュアウトが激しいビジネスをやらなければ。が前提ですが)
- 子供の学費
- 当面の生活費
- 老後資金
この3点が確保できれば、これ以上の資産形成に私も妻も興味がありません。
私は、上記の3点にある程度目途がついたとき「サイドFIRE」をするつもりです。
マイクロ法人か個人事業主として働けたら理想で、そこに向かって準備を進めています。
万一、マイビジネスを持てなくとも「バリスタFIRE」をするでしょう。
雇用のされ方によっては社会保険も得られ、ある程度の労働所得を得られますから、FIRE後の生活を安定させられます。
高配当株投資をやめてインデックス投資に全集中
高配当株投資をやめてインデックス投資一本に変更した理由をもう少し掘り下げると3つあります。
- 配当金にこだわる必要はない
- 入金力を向上させた方が早い
- 時間を捻出するため
配当金にこだわる必要はない
高配当株投資は、定期的な配当金によるキャッシュフローが魅力ですね。定期的に自分の証券口座にお金が振り入れられるのは何とも嬉しい気持ちになります。
FIREした後に毎年安定して数百万の配当金があれば安心!
という気持ちから、高配当株に投資してマネーマシンを作ろうと考えていました。
しかし、自分と妻が継続して労働から収入を得ることが前提であれば、そんなに配当金にこだわる理由はないな。と考えるようになりました。
また理由の1つに「配当金にかかる税金が資産形成のスピード遅くする」というものがあります。
よく言われることですが、配当金に都度税金が掛かるため当然ですね。
また企業の目線でみても設備投資を行って事業拡大することを放棄して配当金に回すわけですから、キャピタルゲインが得づらいことも高配当株投資のデメリットの1つです。
とはいえ、配当金が暴落時の心の支えになったり、定期的なキャッシュフローが投資ライフを充実させるいい点もあるんですよね。配当金自体は好きでした。
あと書籍「敗者のゲーム」にもあるように個人投資家、つまりアマチュアは「自分のミスで自爆してゲームに負ける」とあります。
私、多分ミスしまくるので、もうそれならミスがほぼ0のインデックス投資が最適解ということもあります。
敗者のゲームは本当に良書ですので、機会があればお読みください。
入金力を向上させるため
1年半投資を続けてきて思ったことは、
資産形成は、投資にこだわるより入金力を上げる方が早いのでは?
こう強く思うようになり、以前こんなツイートをしました。
資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)
こちらは橘玲さんの「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」で書かれていた方程式です。
非常にシンプルですが的を射ているなぁと感じました。
お金を増やす方法は3つしかなく
- 収入を上げる
- 支出を下げる
- 運用利回りを上げる
このどれかを実行しなければなりません。
ただ感じたのは、運用利回りを上げるのは相当難しい。ということでした。
個人投資家の方々がどの程度勝っているか分かりません(近年は地合いが良かったため勝率は高いかもしれませんね)
ただ今後もこういった相場がずっと続くかは不確実なため、よく考えておく必要がありそうです。
反対に、「収入を上げる」「支出を下げる」の2つは自分でコントロールすることが可能。
だったら自分でコントロールできることを変えた方が早い!
- 本業で昇給を目指す
- 副業で月3~5万円稼ぐ
- 支出を月に2~3万円減らす工夫をする
私の場合、こちらに力を使った方が成果を出せる余地がありそうです。
利回り上げるより入金力を月10万円上げる方が現実的です。(と信じたい)
ですからさらに稼ぐ力を高め、幸福度を下げない支出の方法を突き詰めることを選択しました。
投資が上手くならなくても、目標の資産には到達できる計算なので確実な方を取る!
時間を捻出するため
私事ですが、先日に第三子が誕生しました👶
晴れて5人家族になったわけですが、我が家は
- 共働き
- 全国転勤あり
- なので両親のサポート無し
こういう状態で3人の子供の教育も同時に行わないといけません。
長女が小学生になる。新生児もいる。そして近いうちに妻も仕事復帰するので、大変になることは目に見えています。
あまり投資に時間を振り向け過ぎずに、家庭や独立のための勉強に時間を使おうと決めました。
もちろん投資の勉強は続けていきます。ゴールが見えてきたら個別株や別のETFにも再チャレンジするかもしれません。
あとFIREした人って投資が上手い人もいるけど、必ずしもそうではなく稼ぐのと貯めるのが上手い人なら十分FIREできる印象。。。
FIREに大切なのは「貯蓄率」という内容を以下の記事で述べています。
選定銘柄について

VTIについて(情報は2021年10月時点です)
今回選んだVTIについて情報を簡単に記載します。
VTIの概要
VTI=バンガード・トータル・ストック・マーケットが正式名称。
対象指数であるCRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動するように運用。
米国市場全体4000弱の銘柄に「時価総額加重平均」で投資されます。
要は米国を丸ごと買うETF!
選んだポイントとしては
- 主要ETFの中でも経費率が0.03%(格安)
- SBI証券で買付手数料が無料
- 米国はまだ成長する(と信じてる)
これくらいの理由です。
インデックス投資家にとって手数料と経費率は、長年運用して資金が膨らむと非常に大きな差になりますので、最安の商品を選びました。
VTIの組み入れ比率上位10位
順位 | 銘柄 | 組み入れ比率(%) |
1 | アップル | 5.14 |
2 | マイクロソフト | 4.77 |
3 | アマゾン・ドット・コム | 3.17 |
4 | フェイスブック | 1.89 |
5 | アルファベットA | 1.79 |
6 | アルファベットB | 1.65 |
7 | テスラ | 1.17 |
8 | バークシャー・ハサウェイ | 0.76 |
9 | エヌビディア | 1.02 |
10 | JPモルガン・チュース・アンド・カンパニー | 1.02 |
名だたる企業が上位に並んでいますね。
この上位10銘柄で13%程度。そのほかで3900銘柄以上あるので上位の比重は大きいですが、かなり分散が効いているといえます。
なぜオールカントリーじゃないの?
選択肢のなかにオルカンもありました。
オルカンは世界中(といっても50ヵ国ほど)の3,000銘柄を買う、これまた優れた指数です。
投資家の中では、オールカントリーvs米国株の議論が度々なされますね。
私も米国1強がずっと続くとは考えていないので、論理的にはこちらが正しいという考え方もじゅうぶんに理解できます。(日本が世界一の経済大国から瞬く間に転落したように、アメリカが絶対だという考えは盲信といえます)
ただどうしても最近の中国の動きから「社会主義」の国に投資する意欲が湧きませんでした。
- 垣大集団をはじめとした不動産問題
- 学習塾の規制問題
- オンラインゲームの規制問題
政府の一声で突如ルールを変更されて、その都度株価が暴落する様を見ると・・・
組み入れ比率が僅かであっても投資する意味が見いだせなかったため、米国を選択した次第です。
とはいえオルカンは本当によい指数だと思うので、投資対象として全然ありだと思っています!
ビットコイン
あと最後にビットコイン投資も始めましたので報告しておきます。
おい!全然米国株に全集中してないじゃないか!
はい。申し訳ございません<(_ _)>
こちらは遊び心で楽天ポイントを少しだけ(月の上限3,000ポイント)はじめてみました。
あまりインデックス投資だけだと面白味もなく、将来の旅行代とか遊び代になったらいいなという宝くじ枠です。
少しだけ投資にエッセンスを与えるのも良い楽しみ方かもしれませんね。
少しくらい楽しんでもいいよね?
まとめ

今回は以上です。
皆さんそれぞれ投資の目的、方針は持たれていると思います。
色んな考え方、投資法があるのが投資の妙味です。
それぞれが自分にあった投資のやり方を見つけて楽しみながら資産形成できたら最高ですね!
私はとにかく入金する力を高めて、淡々と積み上げていくスタイルで頑張ってみます!
もし投資をまだ始めていない方がいたら、以下の記事を読んでみてください。投資の始め方について書いています。一緒に投資で資産形成頑張りましょー!
今回の記事が皆さんのFIRE達成のために、お役に立てたらうれしいです。
これからもFIRE目指して一緒に頑張っていきましょう!!それではまた。