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【書評】知らないと損する 経済とおかねの超基本1年生【初心者にオススメ!】

皆さん、こんにちは。ブルースです🦇

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経済とかお金について学びたいけど難しいよね。

何かオススメの本はある?

こんな人のために「知らないと損する 経済とおかねの超基本1年生」を紹介する記事です。

私は、FIRE(経済的自由)をめざして投資、節約、仕事を日々行っています。

FIREとは?世界中でムーブメントがおきている新しい生き方

投資していると、だんだんと経済のことに興味が湧いてきます。

  • 経済について少し勉強してみたい
  • 金融について知識を深めたい
  • 株式や為替について学んでみたい
ブルース

私はこんな感じで学習意欲が高まりました。

経済やお金のことは複雑で何から勉強すればよいか悩みますが、私はまずは体系的に整理された書籍から学んでいくことをオススメします。

「知らないと損する 経済とおかねの超基本」はその道の専門家である大江英樹さんの著書です。

大江英樹 経済コラムニスト。1952年、大阪市生まれ。甲南大学経済学部卒業。野村證券入社。個人の資産運用や確定拠出年金加入者40万人以上の投資教育に携わる。2012年にオフィス・リベルタスを設立。行動ファイナンスからみた個人消費や投資行動に詳しい。日本証券アナリスト協会検定会員、CFP(日本FP協会認定)、1級ファイナンシャルプラニング技能士、生涯生活設計コンサルタント、投資教育アドバイザー。

日経の本から引用

とても分かりやすく解説されているので、経済やお金について学習意欲のある方は、一読の価値ありです!

こちらの書籍は「AUDIBLE」を使って聴くことができます。

通常の紙本や電子書籍でも良いと思いますが、内容が分かりやすく複雑な図や数字もほぼないので、ながら聴きでも内容がスッと頭に入ってきます。

AUDIBLE月額1500円で12万冊の書籍が聴き放題という破格のサービスです。

日常の無駄な時間をインプットの時間に充てて有効活用できるので私は頻繁に利用しています。

初月はお試し無料で使えますので、この機会にぜひお試し頂いては如何でしょうか。

AUDIBLEの紹介記事も書いていますので、詳しく知りたい方は以下からどうぞ!

【初月無料でお得!】自己投資に最適なAudibleを解説!効率の良い使い方5選も紹介。【聴き放題追加!】

では以下で、書評述べていきます。

書評

本書は以下の章で構成されています。

  • PROLOGUE:あなたが人生で損をしないための「経済とおかね」の話
  • LESSON1: お金を使えば給料は増える【消費】
  • LESSON2: お金を増やすしくみ【投資】
  • LESSON3: お金の流れを知る【金融】
  • LESSON4: モノやお金を交換する【貿易】
  • LESSON5: 国家が破綻するとき【財政】
  • EPIROGUE: あなたが人生で損をしないためのポイント
ブルース

どの章も分かりやすく簡単な言葉で説明してくれるので、初心者の方に本当にオススメです!

以下で、導入にあたる部分でいくつか紹介します。

本書が伝えたいこと

著者が述べられていますが、この本の目的は「人生において大きな損をしないために経済について正しく知ろう」ということです。

経済学とは、社会において限られた資源を有効活用することでできるだけ多くの人を幸せにする学問です。

個人においては、自分にとって何が有効か?を考えながら収入と支出の適正化を図っていく必要があります。

経済の基本的な知識を学ぶことで

  • 自分にとって有効なものは何か?
  • 周囲に良い影響を与えることは何か?
  • 最適な資源(お金)の使い方は何か?

こういったことを考えるようになることができるようになると述べられています。

ブルース

経済学を学ぶことで様々なことを最適化するにはどうすれば良いか判断できるようになる!

人生は選択の連続

人生は大きなことから小さなことまで選択の連続です。

  • 進学
  • 就職
  • 結婚

決めなければいけないことが沢山です。

これは投資や資産運用においても同じことが言えます。

  • 何を買うか
  • いつ買うか
  • いつ売るか

経済学は、こういった状況でより良い選択肢を選ぶことができるようになるためにあります。

また判断基準の1つとして「満足感が高まるもの」を選ぶと良いと述べられています。

ブルース

何度となく訪れる判断をより良いものにしていくための経済学。

資産運用している人は、経済のことがざっくり分かると投資対象が良いか悪いかの判断にも繋がる!

選択を邪魔するものが世の中には溢れている

人間は損を異常に嫌う生き物です。

心理学では、損をしたときの痛みの大きさは、得をしたときの喜びの大きさの2~2.5倍以上にもなるといいます。

ブルース

10万円得する喜びと、10万円損する悲しみでは遥かに悲しみの方が大きくなる。

これが理由で、人間はあまりにも損を嫌うため、結果として何かを選択する際に間違った選択をしてしまうことが世の中には溢れている。

これを意識的に遠ざけるには

  • 経済の基本的な知識を身に着けること
  • 誰もが陥りがちな心理的な罠に嵌らないようにすること

この2点です。

世の中で正しいと信じられていることの中には、間違った情報も沢山存在しています。

ブルース

本書ではそういった間違った認識を指摘し、正しい選択ができるように導いてくれます。

機会費用とサンクコスト

選択というのは何かを選ぶということです。

その際、他の選択肢を捨てることも同時に選んでいます。

捨てたものの中に、自分が選んだものよりももっと良いモノがある可能性があるため、よく考えて決断することが必要です。

このとき考えるべき2つのことは「機会費用」と「サンクコスト」です。

まずは機会費用です。

機会費用とは・・・あることを行う場合に、もし他のことをしていればどれくらいの利益が得られたかということ。

仮に大学に4年間通わずに働くことを選択した場合、それがどれくらいの収入になるのか?を考えることです。

大学に通うには教材費や授業料がかかりますが、それ以外にもその4年間を労働に費やしたらどれくらいの収入を得ることができたのか。

こうしたことと比べて、それでも大学へ通うことがメリットが大きいのかを考えることが出来ます。

次にサンクコストについてです。

サンクコスト・・・すでに支払ってしまっていて、もう戻らない埋没費用のことを指します。

映画は30分くらいで「この映画はつまらないな」と判断できることも多いです。

このつまらない映画を最後まで観続けてしまう経験をしたことはありませんか?

1500円以上を払ったのだから、最後まで観ないと損をしてしまう。と考えるかもしれません。

でも入場料は返ってこないわけですから、つまらない映画に1時間以上を費やすより、その映画を途中で退席して、何か楽しめることに使った方が有効的であると言えます。

ブルース

機会費用とサンクコストを日常の選択の際の判断基準に取り入れよう!

終わりに:他にも経済やお金に関する基礎が盛り沢山

今回は導入部分だけ触れましたが、その他にも経済やお金について知っておくべきことが豊富に解説されています。

  • 賃貸と持ち家はどちらが得かをロジカルに考える
  • 投機と投資の違い
  • 貿易の成り立ち
  • 株式や為替について
  • よくある「国民の借金」ってどういうこと?

などなど、よく耳にはするけど、じつはあまり理解できていないことを分かりやすく解説してくれています。

この一冊を読む(聴く)だけでも経済やお金についての理解が深まること間違いなしです

ブルース

kindleでも読めますし、AUDIBLEなら初月無料で読み放題可能です。

ぜひご一読ください。

大江さんのその他の著作も紹介します。