皆さん、こんにちは。ブルースです。(ブルースTwitter)
みなさんは、投資をされていますか?
FIREを目指すには、
- 投資する
- 貯蓄率を高める
これらに取組み、配当収入>生活費を成立させることが必要です。
でも
投資をしている人はどんな考え方でしているの?
自分はどう投資すればよいか判断できない。
あまり投資に割く時間がないんだけど。。。
こんな風に悩まれている方もいるのではないでしょうか。
今回は、40代中盤でのFIREを目指す私の投資戦略について共有します。
この記事はこんな方にオススメします。
- 3人子持ちのサラリーマンが取っている戦略を知りたい
- どんな戦略をとればいいか知りたい
1つの投資戦略として知っていただければ幸いです。

目次
ブルースは、積み立て投資×高配当株スポット購入の二刀流
私が、なぜこの方法を選択しているかは、順を追って述べていきます。
目指しているゴールは何か
投資の目的を決めることが最優先
あなたの投資の目的は何ですか?
投資をする際に、一番最初に決めたいのが「あなたが投資をする目的」です。
なぜなら、この目的によって取るべき投資方法が変わるからです。
- 老後の資産形成
- 配当収入を得ること
- 短期的な値上がり益を得ること
これは、人それぞれ違います。
私の場合は、
- 長期投資で、夫婦の老後資金を若いうちに作る
- 配当金を積み上げて、生活費の一部もしくは全額をまかなう
- 自由に好きなことをしていても、生活に不安がない状態を作る
これが目的になります。
- 子どもに十分な教育も与えられる
- 妻の生活に不安はない
- 働いても働かなくてもいい
- だから、いつでも自分のやりたいことに挑戦していい
これが私のFIREのゴールです。
FIREした後どうするの?
という意見もあると思いますが、それはこちらでは割愛します。
金融資産1億円
私の場合は、
自分のゴールに到達したなぁ。
と言えるのが以下の状態です。
- 2030年に
- 現金2,000万円(学資保険含む)
- 株式8,000万円
なぜこの比率になっているかの理由は、次のリスク許容度のパートでお話します。
配当金>生活費
「生活費の一部、できれば全てを不労所得で賄いたい」
これは、誰しも夢みたことがあると思いますが、もちろん私もです。笑
私の場合は、働きたくないわけではなく、
好きなことに好きなだけ取り組んでも収入が途切れない
この状態を作って安心したいという思いが強いです。
月に3万円でも5万円でもキャッシュフローがあるのは安心感に繋がります。
また、老後の資産を最大化するのではなく、
若いうちに使えるお金を増やすことに価値を感じています。
体力が無くなったらお金を使うのも大変になるからです。
ここまでが、私の目的と価値観です。
自分の状態とリスク許容度を整理する
投資をする前に、確認することが3つあります。
- 投資の知識
- 投資に割ける時間
- リスク許容度
なぜこの3点が重要かみていきましょう。
本来、投資には知識が必要
投資をするには、それなりのスキルが求められます。
- 企業の財務や収益を分析する力
- PER、EPSなど株価の割高割安を判断する力
- チャートを読む力
PERとは,
PERとはPrice Earnings Ratioの略で、株価が1株当たり純利益(EPS:Earnings Per Share)の何倍まで買われているか、すなわち1株当たり純利益の何倍の値段が付けられているかを見る投資尺度です。現在の株価が企業の利益水準に対して割高か割安かを判断する目安として利用されます。PERの数値は、低いほうが株価は割安と判断されます。なお、1株当たり純利益は当期の予想数値を用いるのが一般的です。
出典:SMBC日興証券HPより
EPSとは
1株当り利益。earnings per shareの略で、株価分析に用いられる指標の一つである。「当期純利益÷発行済み株式数」で算出する。たとえば純利益が10億円で株式数が1億株であれば、EPSは10円となる。配当可能な利益がどれくらいあるかを示すもので、株主がもっとも大きな関心をもつ指標の一つといえる。株数が異なる他社との比較には意味がなく、自社の前年の値と比較する際に用いる。EPSの値が前期より増えると予想される場合、株価は上がりやすく、減少する見通しの場合には下がりやすい。
出典:コトバンクより
難しいですよね。
簡単にいうと
- 今後も儲かる企業か
- いま買うことで安く買えるか
- トレンドはどうか
こういったことが判断できる必要があります。
私も職業柄、企業の分析をすることがありますが
こういったことを判断するのは、正しい知識をもっていないと困難です。
投資に時間を割けるか
もし、投資の知識があったとしても時間が割けないと勝率は下がるでしょう。
企業の決算をみたり、ニュースやネット、四季報などで情報を仕入れたり
投資の判断をするためにも割かなければいけない時間は多いといえます。
私の場合は、
- 共働き
- 副業/自分への自己投資
- 3人の子育て
- 家事
という環境から、投資に多くの時間を割くことはなかなか難しいです。
1つ1つの企業をじっくりみて投資するといったことは、できないと自覚しています。
リスク許容度はどうか
私の場合、間もなく妻の3人目の出産があり、5人家族になります。
そこで、決まっているルールがあります。
- 子どもの学費は100%担保する
- 妻が安心できる現金と学資保険を用意
- 上記がOKなら残り全て株式へ
これが、私が自分に課した鉄の掟です。
10年後には
- 長女→16歳
- 長男→14歳
- 末っ子→10歳
ですから
- 現金→500万円で生活安全資金をキープ
- 学資保険→1,500万円で平均的な3人分の大学費用まで確保
こんな感じで安定感を優先しています。
そこさえクリアになれば、あとは攻めの比重を強くしていこうと考えています。
私の状況を整理すると
- 投資に割くことのできる時間は多くない
- 学費や生活安全資金を同時に確保していくことが必要
となります。
じゃあ時間も知識もない人はどうしたらいいの?
こう考えますよね。
次に、時間と知識がない方はどうすればよいかです。
多くの時間を投資に割くことはできない。だからプロに任せる。
株式投資には、プロが代わって運用してくれる仕組みがあります。
投資信託とETFです。
どちらも、ファンドが投資家からお金を集めて個人に代わって投資してくれます。
信託報酬などの保有コストがかかりますが、ほとんど時間をかけずに投資ができることがメリットです。
投資信託やETFに投資することで、プロが代わりに運用してくれるぞ!
投資信託、ETFについては以下の記事で書いていますので、ご覧ください。
ブルースの選択は、積み立て投資×高配当株の二刀流
私の場合は、最初に述べた目的どおり
- 老後資産の早期形成
- 配当金の積み上げ
という2つの目的がありますので、これをどちらも達成しなければなりません。
そこで、基本は以下の戦略をとります。
- 投資信託やETFでの積み立てを行いながら
- ピンポイントで高配当ETFを狙い撃ちする
ざっくり以下のような投資感じで投資しています。
- 毎月20万円程度は、コツコツとインデックスファンドに積み立てる
- 常に現金の比率を一定割合維持しておく。
- 高配当株はETFの銘柄をいくつか抑えておき、株価はウォッチしておく。
- 高配当株はアクティブファンドなので、買う目安の値段を決めておく。
こんなやり方が私の基本戦略です。
インデックスファンドとアクティブファンドについては、以下の記事で書いています。
ぜひ、参考にしてみてください。
世界と米国にかける
積み立ては、全世界株×S&P500
どこに投資するかは非常に大切です。
個別株であれば、国→セクター→個別企業の順でみないといけませんが、投資信託やETFへの投資であれば、成長する国単位で投資してもある程度成功の確率が高いと言えます。
ここ最近ブームになっていますが
- 全世界株式
- 米国株式
この2つは、やはり強いですね。
たとえばアメリカのNYダウ平均株価は、ここ10年こんな推移です。
出典:SBI証券HP
きれいな右肩上がりですね。
ただ、やはり国によって経済がどう伸びるかは大きく違います。
どこに投資するか?で成績が違ってくるので、見極めたいですね。
私は、全世界株式と米国S&P500指数に半々程度で投資しています。
投資方法は、上記であげた投資信託とETFで淡々と積み上げていきます。
高配当ETFは、SPYD、VYM、HVD
スポット購入狙いで購入するためにウォッチしているのは、
SPYD、VYM、HVDという米国高配当の御三家ETFです。
ここでは、細かなそれぞれの銘柄の特徴説明は省きますが、
どの銘柄も配当利回りが2%~4%超あり、優良銘柄だけ組み入れられるようになっている優良なETFだといえます。(保有コストも非常に安いです)
ただし御三家は、いま割高感あり
高配当株を購入するさいの注意点として
高値掴みをしないことが大切です。
特徴として、高配当株は値上がり益が狙いづらいという点があります。
高配当企業は成熟企業が多く、業績の大幅UPが起こりづらい傾向にあるためです。
なので、利益を配当に回して株主還元を行う企業が多いのですね。
SPYD、VYM、HVDの3ついずれも、コロナショックから一年以上たったいま、
急激に株価を戻してコロナ前の水準を超えている状況です。
出典:SBI証券HP
私の判断としては、いま大きく投資する時期ではないため、現金を保有しておいて次のタイミングに備えるのが適切かと思っています。
安値で拾えると
株価の値下がりリスクを下げながら、配当金を享受することができます。
早く拾えるタイミングがこないかと待ち構えております。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のまとめです。
私は、積み立て投資×高配当ETFスポット購入の二刀流でFIREを目指します。
みなさんは、投資を始めるまえに以下の順番で確認してみてください。
- 投資の目的はなにか
- いくらがゴールか
- リスク許容度はどれくらいか
- 投資の知識、投資に割ける時間がない場合は、投資信託やETFに投資しよう
- 投資先はこれからが期待できる国を選ぼう
何よりまずは、自分にあった心地よい投資のやり方を見つけてみてください。
ご自身だけでなく、ご家族の意見も尊重して、みんなでハッピーになれるような投資ライフを送りたいですね。
今回の記事が皆さんのFIRE達成のために、お役に立てたらうれしいです。
これからもFIRE目指して一緒に頑張っていきましょう!!それではまた。