皆さん、こんにちは。ブルースです。(ブルースTwitter)
みなさんは、ご家族で資産形成に取り組んでいますか?
私と妻も資産形成の取り組みをしています。
しかし、妻は投資に対して興味がなく、保守的な貯金と学資保険がほとんどです。(これはこれで感謝しかなく、大変ありがたいのですが。。。)
ただ私個人の思いとしては一緒に投資に取り組んで、ワクワクしたり、値上がりに浮かれたり、時には暴落を2人で悲しんだり(できれば嫌ですが)
2人で投資も楽しみながら豊かな生活を目指したいのですが、、、
先日、ひょんなことから少し資産運用のやり取りをしたので
大した内容ではないですが、赤裸々に書いていきます。
今回は、ただの雑記と思ってみていただけるとうれしいです。
- FIREの目標おさらい
- 日本の家計における資産運用の現状
- 妻が投資をしない理由
- これからのアプローチ
目次

- 家族での資産形成は、お互いを尊重することが大切
- ポジティブなアプローチで妻のマネーリテラシーを高める
- あらためて妻への感謝を伝えよう
FIREの目標と現状のおさらい
FIREとは
- Financial (金銭的な、経済的な)
- Independence (独立、自立)
- Retire (引退、退職)
- Early (早期の、早めの)
経済的な自立を達成しアーリーリタイアをして、その後の人生を自由にやりたいことのために過ごすことです。
FIREについては、以下の記事で解説していますので、是非ご覧ください。
2040年の金融資産目標
私たち夫婦の2030年の目標は
- 現金と投資信託→2.000万円
- 有価証券→8.000万円
あわせて、1億円が目標です。目指せ億り人。
現資産は、ざっくり以下のようになっています。
- 現資産1.300万円
- 学資保険→200万円
- 現金→800万円(生活安全資金500、投資用現金300)
- 有価証券→300万円
妻の希望もあり、学資保険と現金の比率が高めになっています。
生活安全資金は担保できたので、今後さらに株式への投資を多くする予定です。
ポートフォリオ、家計と貯蓄率についても2021年版7月版で書いています。
よければみてください。
蓄財の役割分担
私たちの蓄財の役割分担は以下です。
- ブルース(私)→現金預金(投資用)、投資信託、米国株ETF
- レイチェル(妻)→学資保険、現金預金(生活費用)
生活資金は、だいたい半分ずつ2人の財布から出し合っています。
間もなく3人目の子供も出産予定なので、学資保険の積立はさらに加速します。
日本家庭の資産運用の現状は?
少し横道にそれますが、
今回の記事を書くにあたって、日本の家計ってどれくらい投資に回っているのか気になったので調べてみました。
日本と米国の資産の内訳を表した図が以下です。
出展:平成28事務年度 金融レポート
2016年なので少し古いデータですが、
日本家庭の資産内訳は
- 現金保有→54.2%
- 有価証券→14.4%
- 保険、年金、定期預金→28.4%
- その他→2.9%
現金保有率は55%近くもあるのですね。
いまの、私たち夫婦の現状がまさにこれです。
対する、俺たちのアメリカは
- 現金保有→13.7%
- 有価証券→60.8%
- 保険、年金、定期預金→35.1%
- その他→2.2%
なんと、有価証券の割合60%超えです!
アメリカ人の投資に対する理解の高さが伺えます。
個人の資産形成を目的とした長期投資の制度であるIRR(個人退職勘定)の普及が背景にあるようです。
※日本のiDeCoのように税制優遇を受けられる制度。詳しくは、ニッセイ基礎研究所で確認できます。
こうした長期投資の積み重ねの結果、アメリカの個人資産は、1995年から2016年にかけて3倍になっています。
日本 1.182兆円→1.815兆円
アメリカ 2.343兆円→8.821兆円
2016年時点での株式や投資信託の割合(間接的に投資に回る年金や保険を含む)は以下です。
日本→18.6%
アメリカ→46.2%
上記のデータをみると、株式などの投資と経済成長がマッチした時の効果の高さがよくわかりますね。
アメリカのここ10年の成長は本当に目を見張るものがあります。
それにしても、日本は。。。
有価証券の保有率は、ほとんど変化していません。
これでは、相対的にどんどん貧しくなっていきますよね。
ここまでの実績にあるように、経済がよくなれば株式に投資するメリットは大きいです。
世界はどんどん成長しているので、チャンスのある国や企業に積極的に投資することは、資産を増やす確率を高めます。
国民のマネーリテラシーをもっと高めないといけないぞ!!
頑張れニッポン!
レイチェル(妻)が投資をしない理由
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
妻が投資に対して前向きにならない理由
妻は、投資に対して良いイメージを持っていない。
過去の経験から悪いイメージがついたようです。
妻の父は、その昔工場経営していました。
しかし、経営が上手くいかず破綻。
暫くニートしていたようで、その間は義母が朝から晩まで働いていたとか・・・
その後、投資で儲けると言い出して、株などを始めたが結局儲からず。
その際、義母から
「学資保険にだけは手を出すな!」
と注意されていたのに、それに手をつけようとして妻の両親は、大喧嘩になったそうな。
お義父さん、、、それはダメでしょ
私もちょっと引きました。
それからも色々あったようで。。。
そんなこんなで投資に対して、良いイメージがないのだとか。
そりゃイメージ悪くもなりますよね。
妻は、資産を増やすことには一生懸命
ただ妻は、投資に対して苦手意識があるものの、資産を増やすことには必死に取り組んでくれています。
- 小売業のマネージャーとして平均年収以上の収入
- これからもキャリアアップの意識あり
- 学資保険で年に80万円以上つみたて
- 無駄遣いもほとんどしない
さらに3人目が産まれるため、学資保険への追加投資年に120万円まで増額する意気込みです。
とても子供たち思いの良い妻です。
私一人の収入では、5人家族でFIRE目指すなんてとても無理ですから、妻にはとても感謝しています。
子どもたちのことだけでなく、もう少しだけでも自分への投資(自分へのご褒美も)をしてくれていいのになと思います。
また、2人で作った資産なので、貯めることだけじゃなく
体験や経験にお金を使うようにしていきたいですね。
子どもが小さく、共働きだとなかなか旅行にも行けていませんが、今後もっと頻繁に行くようにメリハリのあるお金の使い方ができるように2人で上手に貯蓄したいと思います。
おじいちゃん、おばあちゃんになってからではなく、
元気なうちに思い出を沢山作りたいね。
今後のアプローチ
その日、少し話して次の出産、育休が落ち着いたら始めることを少し考えてくれているようです。
一歩前進しました。
せっかく夫婦2人と子どもたちのために、資産運用しているのですから、これからも二人三脚で取り組んでいきたいです。
なので、基本的には強要することなく少しずつ投資に対する理解を促していくつもりです。
定期的に資産の状況を振り返りながら、実績を作って良いものだと思って貰えるように努めます。
つみたてNISAやiDeCoなど、比較的安全性が高いものから薦めてみようかと。
また上記で書いたように、2人の思い出になるようなことにも使っていきます。
- 妻の考えは最大限尊重する
- 定期的に、資産の状況を一緒に振り返る
- お金の勉強を一緒にする
- つみたてNISAなど、初心者むきのものから薦めてみる
- 貯めるだけでなく、2人の思い出のために使う
まとめ
いかがでしたでしょうか。
取り留めもない、1つの家庭の話ですが、きっと同じように困っている人がいるんじゃないかなぁと思ってます。
せっかく家庭を築いたのですから、みんなで幸せになれるように誠実に向き合っていきたいですね。
1つの参考として捉えていただければ幸いです。
今回の記事が皆さんのFIRE達成のために、お役に立てたらうれしいです。
これからもFIRE目指して一緒に頑張っていきましょう!!それではまた。