この記事は2021年8月29日にリライトしました。
皆さん、こんにちは。ブルースです🦇(ブルースTwitter)
FIREってなに?
どんな生き方なの?
こんな疑問を解決する記事です。
いまFIREという新しい生き方が世界中で注目されています。
- どんな生き方なのか
- どんな考え方に基づいているか
- どのように実現するのか
もしまだ知らない方は、ここで知っていただけると幸いです(^^)
また、本記事は私の解釈も一部含んでいますので、その点はご承知おきください。
私、ブルースは2030年にFIREを達成するべく、
- 投資でお金を増やす
- 仕事で稼ぐ(本業と副業)
- 支出のコントロール
- QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上
に取り組んでいます。
私のプロフィールや当ブログの方針は以下の記事で詳しく説明しています。
かなり赤裸々に語っており恥ずかしいですが、ぜひご覧ください^_^;
目次
まずは結論からです。
- FIREとは自由を獲得するための手段である
- 幸せを定義することから始める
- 経済的な自立には稼ぐ、投資、倹約がセット
- 決して諦めず継続して実現しよう
FIREとは何か?
概要
- Financial (金銭的な、経済的な)
- Independence (独立、自立)
- Retire (引退、退職)
- Early (早期の、早めの)
FIREとは、上記の頭文字をとったものです。
「経済的な自由を得て早期退職する」という概念です。
- お金に縛られず
- 自分のやりたいことを
- 自分のやりたい時にする
そんな考えかたから生まれました
これまでのアーリーリタイアの概念と違って30代~40代での超早期退職であることが特徴です。
できるだけ若いうちに
- 貯蓄率を高めて生活費25年分の資産を貯める
- それを利回り4%で金融市場に投下して
- 資産収入>生活費を実現する
- 年に4%ずつ取り崩して資産を維持する
だから資産が減らないんだよ♬
こういう理屈ですね。
- 月間20万円→年間→240万円→6000万円
- 月間30万円→年間→360万円→9000万円
- 月間40万円→年間→480万円→1億2000万円
これらを4%の利回りで運用すれば、計算上は資産が減らず不労所得内で生活が可能です。
FIREはトリニティ大学で研究されたトリニティスタディの「4%ルール」というに基づいて成り立っています。

縦軸がリタイアまでの年数で、横軸が貯蓄率の割合です。
- 貯蓄率50%→約20年
- 貯蓄率80%→約5年
でFIREできる計算になります。
ただし株式はリスク資産なので当然変動します。
年間で見たらマイナスも当然起こり得ます。
しかし株式市場は200年間の間、ところどころ暴落はあれど、ずっと右肩上がりを続けてきたというデータがあります。
以下の図は、約200年前の1801年に当時の1ドルを株式、債券、金、現金にそれぞれ投資をしたら、200年後にいくらになっているかというグラフを表したものです。
1ドルを年利7%で複利運用した場合、200年で60万倍になったという有名なデータですね。

出典:トウシル
ここまでをまとめると
FIREは
- 資本主義社会において
- 世界経済は右肩上がりで上昇していく
- 投資をして資産を得て
- 利回り以下に生活費を抑える
これで働かずに生活しちゃおうよ!
ポジティブなとこだけ切り取ると、そんな考え方です(^^)
ここでは、ざっくり理解しておきましょう。
海外版のFIREでは以下の本をオススメしておきます。
経済的利益だけを追求する時代ではなくなった
FIREはアメリカのミレニアル世代を中心に広がったと考えられています。
日本よりビジネス環境が厳しいアメリカでは
- 他人と競争し続けないといけない
- 成果をだし続けないといけない
- そのためにスキルアップを続け
- 転職を繰り返す
こういったことからくるストレスからの解放が1つの目的としてあります。
仕事のためだけに生きているわけじゃない!
もう自由にさせてよ!!
こういう気持ちになる理由わかりますね^_^;
また過剰な「モノ」や「サービス」からの解放という側面もあります。
経済が成長し、世の中には「モノ」と「サービス」が増えました。
- 車やバイク
- 家や家具
- 良い服や装飾品
- 娯楽や遊び
普段生活していても「モノ」や「サービス」が溢れています。
これらを思いのまま買っていれば、お金は際限なく必要になり、死ぬまでお金のために働くことになります。
もうモノは要らない!
私はモノより自由が欲しい!!!
こんな感じで消費社会に疲れたという人が出てきたんですね。
仙人みたいに我慢して生きろっていうの?
そんなの楽しくないよ!
こう考える人も当然います。
FIREはという生き方は、浪費そのものを否定しているわけではなく
俺たちは
- 自分の価値観を見定めて
- 本当に必要なものにだけ
- お金を使って生きていこうぜ
そんな考え方と理解しておきましょう(^^)
書籍から学ぼう!
FIREするためには
- お金を稼ぐ
- 支出を抑える
- 余ったお金を運用する
というアクションが必要ですが、どれも一朝一夕ではいきません。
まずは知識をインプットすることから始めることが大切です。
でも有料セミナーや有料noteに課金する必要はありません。それよりも圧倒的に書籍を読み込むことをオススメします。
資産運用やお金についての良い本は沢山あります。投資対象や小手先のテクニックは時代によって変わるかもしれませんが、本当に重要なことは不変的であることが殆どです。
私が読んだ書籍の中でも、読みやすく確信をついている本をランキング形式で紹介している記事があります。
まずは以下の記事で紹介している書籍を読むことから始めてみては如何でしょうか。
幸せを追求するのがFIRE(人生)の本質
あなたは何のために人生を生きていますか?
こんな質問を突然されたら答えられるでしょうか?
多くの人は、言葉に詰まるでしょう。
でもここに色んな要素が詰まっています。
FIREというブームがおきて、「投資」と「節約」に注目が集まっています。
ただ私は、投資や節約の前に「自分の幸せを定義すること」が最優先事項だと考えます。
あなたはどんなことに幸せを感じるか
あなたが幸せを感じるのはどんな時ですか?
- 家族と過ごしているとき
- 運動をしているとき
- 本を読んでいるとき
- 会社で働いているとき
- マイホームでゆっくりしているとき
- お酒を飲んでいるとき
- スポーツカーでドライブをしているとき
これは正解がありません。千差万別なはずです。
まず間違いなく言えるのは
- 自分の価値観を理解して
- 幸せを自分で定義して
- それに向かって取り組める人は最強
ということです。
まずは自分の幸せを自分で決めるということが、最初に取り組むべきことだと私は考えます。
幸せは体験の総量で決まっている
価値観と幸せが定義できたら、それを得られる生活にすることが必要です。
書籍DTE WITH ZEROでは「幸せは体験の総量で決まっている」と述べられています。
人はいつか必ず死にます。
死は平等に万人に訪れ、絶対に誰も逃れられません。
最後のその時、自分の人生を振り返って「幸せだったか」を決めるのは体験の総量です。
FIREという生き方は、この選択肢を得るためにも有効であると考えます。
- 旅が好きなら旅を
- ドライブが好きならドライブを
- 仕事が好きなら仕事を
- 家族が好きなら家族と過ごす
体験したことは、あなたの思い出になって一生残ります。
絶対に誰にも消せない・否定できない宝物として心に残るはずです。
「やりたい」そう思ったことは迷わず体験するべきなのです。
この書籍では、貯めることに固執せず若いうちにできるだけ「体験」にお金を使うことで幸せに生きられる。そんなメッセージが書かれた一冊です。
お金は単なる道具。けれども簡単には手に入らない。
当たり前の話しですが、
- 生きるのも
- 何かを体験するのも
- お金が土台であり必要不可欠です。
お金を稼ぐには2つの方法しかありません。
- 人的資本を労働市場に投下する
- 金融資本を金融市場に投下する
このどちらも自由を獲得するには避けて通れません。
FIREが流行るにつれ、その憧れからか
- 楽して稼ぎたい
- ギャンブルのように一発当てたい
- 人を騙してでもお金を手に入れたい
こんな考え方も見られます。
断言できますが、これらは幻想です。早々に甘い考えは捨てましょう。
そんな方には
「怠惰を求めて勤勉にいきつく」
という阿佐田哲也の麻雀放浪記の言葉を贈ります。
その昔、麻雀で玄人(バイニン)と呼ばれたプロの雀士たちがいました。
もともと仕事をせず、楽をしたいから麻雀をしている彼らですら、勝つために多大な努力をしているという言葉です。(賭け麻雀はよくないので1つの例です)
またキリスト教の「七つの大罪」における「怠惰」は、怠けて働かない。という意味ではなく、
本当にやりたいことをしないでそこから逃げていることを「怠惰」と言うそうです。
- 正しくお金を稼ぐことが大切
- 地道な努力こそが将来を良くする
ということは理解しておきたいですね。
FIREを実現する4要素
生活費の25年分を貯蓄せよ
本家米国のFIRE理論では
- 生活費の25年分の貯蓄をし
- そのお金を金融市場に投下し
- 年利4%で運用し
- 資産収入>生活支出
を実現することで達成できます。
これをできるだけ早い内から積み上げていくことが必要です。
前述した穂高さんや桶井道さんもコツコツ積み上げてFIREを達成しています。
今の年齢に関わらず、少しでも早く始めることが大切ですね(^^)
またその必要資産の大きさから実現困難に感じてしまう人もいると思います。
そんな人にはサイドFIREをオススメしています。
一部を労働収入で補いながらのプチFIREです。誰でも目指せる可能性を秘めています。
以下の記事で解説していますのでご覧ください。
FIRE実現の4要素
まず前提ですが、当ブログは自分の力で今すぐ稼げる。という方に向けては書いていません。
- 俺(私)は自分で会社を作って稼げるよ
- 投資の技術があるから余裕
そんな方々には参考になるブログではないと申し添えておきます。
私を含め多くの方は、会社に依存しながら給料をもらって生きています。
それでも正しいやり方で、コツコツ積み上げられれば必ず達成できるということを私が見本を見せていくブログです。
では4つの要素をみていきましょう。
- 稼ぐ力を高める
- 投資する
- 支出を抑える
- 継続して積み上げる
①稼ぐ力を高める
本業で努力する
私は、まず本業の給料を上げることをオススメしています。
- 出世する
- 資格を取る
まずは自身が勤めている会社で、給料を上げていく余地があるか確認しましょう。
スキルを身に着けるために、自己投資に必ずお金と時間を使いたいところです。
身に着けた力は、いつまでも失われず自分を助けます。
私は毎日4時に起きて朝活し、自己投資や副業をしています。
朝活を推奨する記事を書いています。皆さんも、自己投資一緒にやりませんか(^^)?
サラリーマンが出世を目指すべき理由についても記事にしています。
また部下と信頼関係を築く重要性についても書いています。
どうせ働くなら充実しているのが一番ですからね!
周囲と信頼関係を築くことで豊かなサラリーマンライフを送りましょう(^^)
転職は常に視野にいれる
偏見かもしれませんが、給料は個人の能力だけでは決まっていません。
- 給料が高い業界か
- その会社が稼げているか
これらも大きな要素です。
給料の低い水準の業界に入ると、早いうちに昇給に限界がくることがあります。
もし将来的に給料が上がる見込みがない会社に勤めている場合は、転職を常に視野にいれておくことをオススメします。
副業を育てる
本業と並行して副業に取り組むことで
- 収入の向上
- 選択肢の増加
を実現することができます。
また複数の収入の柱を持っておくことが本業への保険になります。
- リストラ
- 降格
- 左遷
これらは、いつ誰にでも起こり得ます。
1つの会社に依存するとこれらに対応することができなくなるので、副業で備えておくことは現代では必須と言えるでしょう。
現在では様々な副業ができる環境が整っています。
また事業として見据えて副業して、育ったら自分のビジネスとして本格的にチャレンジするのもよいでしょう。
②投資する
お金を増やすためには、金融資本を金融市場に投下すると先ほど述べました。
複利の力を活かすため、投資をできるだけ早く始めることをオススメします。
投資といっても様々な手法があります。
- ペーパーアセット(株式や債券など)
- ハードアセット(不動産や太陽光発電など)
それぞれメリット・デメリットがありますが、まずは株式投資から始めることを推奨します。
以下の記事で株式投資の始め方を書いています。
また私は高配当株式が好きでそちらついての記事も書いています。
キャッシュフローを得たい方にはオススメです(^^)
③支出を抑える
上記に上げたように、生活費が低ければ低いほどFIREが早まります。
そのためには支出を最適化することが求められます。
ただ私は、いたずらに節約ばかりをするのではなく
- 価値観を感じるもの
- 体験に繋がるもの
- 自己投資に繋がるもの
- 家族が喜ぶこと
これらにはお金を使うべきと考えています。
そのうえで無駄なものをそぎ落として、生活の満足度向上と経済的自由の達成を両立できたら最高です。
そのためには支出をコントロールする術を学ばなければいけません。
支出のコントロールするポイントは3つです。
- 予算管理をする
- 固定費を減らす
- 変動費を減らす
それぞれ記事を書いていますのでご覧ください。
④継続して積み上げる
私は凡人です。
- いきなり給料は増えないし
- 社会をよくするようなアイデアもない
- 投資でドカンと当てる能力もない
何かに秀でていればそれに特化しようとも思えますが、残念ながらそのような力は持ち合わせていませんでした。
唯一私ができそうなことは「継続すること」だけです。
でも私は、この継続することに重要なエッセンスが含まれていると考えます。
- 正しい方向性で
- 諦めずに
- 長期に渡って
- 継続し続ける
高い確率で成功に繋がる唯一の方法だと信じています(^^)
あの有名なメジャーリーガーのイチローですら以下のような言葉を残しています。
『小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています』
イチローですら、コツコツ積み上げてきたのですから、我々がやらない理由はどこにもないですね。

まとめ:人生を幸せに生きるためにFIRE目指してみる
まとめです。
- FIREとは自由を獲得するための手段である
- 幸せを定義することから始める
- 経済的な自立には稼ぐ、投資、倹約がセット
- 決して諦めず継続して実現しよう
私は、FIREはとても良い生き方だと感銘を受けました。
FIREを目指す過程でさまざまなことが学べます。
- 人格
- 経済力
- 生活力
歩みを進めながら、きっとあなたの人生が高まっていくはずです。
ぜひあなたも目指してみませんか?
今回の記事が皆さんのFIRE達成のために、お役に立てたらうれしいです。
これからもFIRE目指して一緒に頑張っていきましょう!!それではまた。