FIREとは

FIRE参考書籍 「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」

皆さん、こんにちは。ブルースです🦇(ブルースTwitter)

今回は作家、橘玲さんの「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」の書評記事です。

「経済的に成功をするためには、経済合理的でなくてはならない」

これが本書が伝える最大のメッセージです。

結論、FIRE(経済的独立を得ての退職)を目指す方であれば一度は読んで起きたい一冊です。

2002年が初版ですが、2017年に改訂されています。今読み返してもとても20年近く前のものとは思えないほど衝撃的で本質をついています。

本書では、FIREムーブメントが起きるずいぶん前から、経済的自由を得るために必要な資産運用と人生設計の考え方について語られています。まさに日本版FIREの源流ともいえる一冊でしょう。

今回の書評では、一部引用を用いて紹介していきます。

また本書では、先にあげたように「経済合理的」がテーマの1つになっていますが、

  • 経済合理的でないこと
  • 日本の制度上の歪み
  • 古い(悪しき)慣習や慣例

これらにズバッと切り込みをいれています。

著者本人も述べられていますが、その内容から本書の考え方とは価値観が相容れない人もおられるかと考えます。

私個人としては、それでも「現実を知る」ということができる良書だと考えますので、資産形成を行っている方には万人にオススメできます。

この書評がお読みになるきっかけになれば幸いです。

書評

本書から私が読み取った解釈は3点です。

この書評ではこの3点に絞って記載します。

黄金の羽根は制度上の歪みから落ちる。それを拾えるか。

知識もなく、回り道をしたくなければ、金を払わなくてはなりません。それが、私たちの生きている資本主義・市場経済のルールです。

21世紀に到来する「知識社会」においては、知識を獲得して近道をするのか、金を払うのか、それとも回り道をとぼとぼ歩くのか、誰もがその選択を迫られることになります。

あなたは、どれを選ぶのでしょうか?

位置NO.284/3866より引用

本書のタイトルにもある「黄金の羽根」とはなにか?

著者、橘玲氏が、日本の様々な制度の中にあるバグや歪みを黄金の羽根と例えています。

一例ですが、本書では 2002年のサッカー、FIFAワールドカップでのチケットの問題を例に挙げられています。

FIFAワールドカップでは日本でチケットが高騰。7,000円のチケットが20万円で転売される始末になりました。

その一方で、実は開幕後には空席が目立っていて問題になりました。

海外での販売分のチケットは大量に余っていたのです。(海外から日本に来るのも高額のお金が必要で、気軽に来日できない国や人があったためです)

この事実を事前に知っていて、海外のチケットを買う方法を知っていた人は、

  • 通常の価格で
  • 見たい試合を
  • 見たい時に

それこそ自由に観戦できました。

一方全く同じ試合であるにも関わらず、約30倍の金額である20万円で高値掴みをして観戦した方がいます。これは事実上の大きな損失です。

このチケットの問題は、制度の矛盾や世界の問題に対する「知識」があれば対応できたことです。

すなわち黄金の羽根を拾うことができたと言えます。

このように本書では、

  • 知識を得て
  • 制度の矛盾をつき
  • 合理的に資産形成を行う

こういった視点で話が展開されていきます。

お金持ちになる方程式は1つしかない

お金持ちになる方程式は非常にシンプルです。

資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)

資産形成については、このたった1行の方程式に全てが集約されます。

この方程式を実現させるための10のルールが述べられています。

私たち凡人は、それなりに生活を楽しみながら、できるだけ辛い思いをせずに、経済的に豊かになりたいと考えています。幸福を犠牲にしてお金を貯めても何の意味もありませんから、この考えは間違ってはいません。しかしなんの努力もせずにお金持ちになれるほど世の中が甘くないのも事実です。

世の中には、収入以上の贅沢をし、消費者金融で借金をしながら、宝くじが当たるのを待っている人がいっぱいいます。しかしこれでは、いつまで待っても幸運の女神がやってくるはずはありません。

位置NO.919/3866

我々がお金持ちになりたければ、この10のルールに従って

  • 収入を上げる
  • 支出を減らす
  • 運用利回りを上げる

3つの要素を改善することに取り組むしかありません。

サラリーマンが出世を目指すことの重要性については以下の記事で書いています。

収入の最大化、支出の最適化で得たお金を投資により運用する必要があります。

固定費を削減することで支出の無駄をカットできます。

「個人」と「法人」のふたつの人格を使い分ける

本書が手段として一番濃度高く伝えているのがこの部分です。

私も含めた多くの人がサラリーマンとして会社に雇用されています。

サラリーマンの場合、税金や社会保険料は給与から自動的に差し引かれるため、税金をコントロールすることはほぼできません。

しかし、自営業者であれば合法的に経費を最大限計上することで、過剰な税金や社会保険料を払う必要がなくなるのです。

本書では、黄金の羽根を効率よく拾うためには「自営業者」「マイクロ法人」になることを勧めています。

自営業者になることで、「個人」と「法人」のふたつの人格を使い分ける戦略がとれます。

  • サラリーマン→給料から税金を引かれたものが手取りになる。ここから消費を行わなければならない。税金の最小化はできない。
  • 法人・自営業者→売上から経費(消費)を引いた利益に税金が掛かる。つまり消費を先に行うことができるため、税金を最小化できる。

法人であれば合法的な範囲内で支出を最大化し、利益を圧縮して税・社会保険料のコストを最小化することができるため、資産形成には有効な戦略になるでしょう。

※サラリーマンでもiDeCoであれば節税しながら資産運用が可能です。

サラリーマンでも可能な限り節税メリットを享受できる仕組みは利用するべきです。

iDeCoについては以下の記事で書いています。

まとめ

およそ20年の歴史がある本書ですが、生活様式や価値観は変化したように見えても、制度の歪みを捉えるという考え方は、これから経済的自由を得たいと考えている人にとって普遍であるといえます。

また世の中は変化のスピードが速くなっています。

そのなかで、世の中の仕組みも目まぐるしく変わっていくでしょう。

私たちが黄金の羽根を拾い続けるには

  • 勉強して知識をつける
  • 情報を自ら取りに行く
  • 実行に移す行動力

これらが大切になるでしょう。

最後の行動が一番重要です。行動に移すことができれば、今後の人生がより一層充実したものになるに違いありません。

ブルース

FIRE(経済的自由)を勝ち取りたいなら必ず行動しよう!

ここでは書きませんでしたが本書には

  • プロローグの出版業界の構造上の問題点の話
  • エピローグの新宿中央公園のホームレスの話

などまだまだ面白い内容が詰まっており、ここでは紹介しきれていません。

ぜひご自身で読んで体感してみてはいかがでしょうか。

今回の記事が皆さんのFIRE達成のために、お役に立てたらうれしいです。

これからもFIRE目指して一緒に頑張っていきましょう!!それではまた。

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