皆さん、こんにちは。ブルースです🦇(ブルースTwitter)
なかなかお金が貯まらない・・・
節約のコツを教えてほしい!
お金を貯めて経済的に豊かになりたい。
でもなかなか支出が下げられずに困っている人は多いですね。
お金持ちになるための方程式は
(収入-支出)+(資産×運用利回り)
こちらです。
この方程式から考えるとお金持ちになれない理由は
- 収入が少ない
- 支出が多い(今回のテーマ)
- 投資をしていない
この3つのどこかに原因があり、いずれかを改善していくことでお金持ちに近づくことができます。
この記事では「支出の削減」のなかでも非常に重要な「固定費」について述べており、お読みいただくと以下についてわかります。
- 固定費とは何か
- 固定費を下げる重要性
- 検討すべき固定費5選
- 余ったお金を投資に回そう!
当ブログでは、管理人であるブルースがFIRE(経済的自由を得ての早期退職)を目指してその過程を発信するブログです。FIREについてご存知ない方は、以下の記事をお読みくださると幸いです。
固定費とは?
毎月の出費は、「固定費」と「変動費」に分けられます。
- 固定費→毎月固定で出ていく出費
- 変動費→月々で増減がある出費
固定費とは毎月決まって定額で財布から出ていく出費のことを指し、以下のようなものがあります。
- 家賃
- 通信費
- サブスクリプション
- 保険
- ローン(自家用車や持ち家)
- 光熱費
生活には必須なものが多くあります。
企業を経営することと同じで、この固定費は家計にも大きな影響を及ぼします。経営でも支出を抑えることがやりくりの第一歩ですので家計でも同じですね。
工夫することで数万~数十万円単位での節約が可能で、やりくりが上手な人(会社)ほどこの固定費にお金をかけていないことが多いです。
自分が固定費にいくら使っているか?
他の世帯と比較してどのくらい差があるのか把握してみよう!
変動費の例では以下のようなものがあります。
- 食費
- 交際費
- 医療費
- 交通費
- 娯楽費
変動費のコントロールももちろん大切なのですが、突発的な支出も多いため、コントロールが難しいのが特徴です。
変動費についての節約については、以下記事で解説しています。
固定費を下げる重要性
ここからは、固定費を削減することがなぜ重要なのか述べていきます。
改善が確実で効果が高い
固定費を下げることのメリットは、確実に決めた金額を削減できることにあります。
生活を良くするために収入を上げることも手段の1つですが、時間がかかりますし時には困難なことがあります。
- 昇給/昇格する
- 資格を取る
- 勤続年数を伸ばす
- 上司に評価される
- 副業を始める
所属している会社の状況、人間関係、能力によっては収入が上がらなくなることが考えられます。
個人の頑張りはもちろん必要ですが、相手があることなので必ずしも成果がでないことはあるでしょう。
一生懸命働いても成果がでないこともあるし、評価されないこともある
その一方、支出(固定費)を下げることはほぼすべて自分の努力で改善することができます。
- どんな家に住むか
- 保険に入るか入らないか
- 新車をローンで買うか中古車を一括で買うか
全部自分で決められますよね?他人は関係ありません。
自分や家族で工夫することで、かなり大きく改善することもできます。
なのでお金持ちになる最初の一歩として月々決まったお金が出ていく「固定費」の削減が非常に重要であると言えます。
固定費の削減が最初の一歩
固定費と生活満足度の高さは必ずしも比例しない
固定費の削減を検討するべき理由の1つとして、生活満足度と固定費の高さは必ずしも比例関係ではないということがあります。
つまり、上手に削減すれば満足度を下げずに生活できる
例えば
- 家賃10万円→9万円の部屋に引っ越す
- 携帯電話をキャリア→格安シムに変える
- 車を買わずにカーシェアで必要な時だけ乗る
人によって価値観は様々で一概に言えませんが、自分の生活が窮屈にならないような下げ方ができるポイントが誰にでもあります。
筆者は子供3人の5人家族ですが
- 車は必要だが中古で十分
- 携帯は楽天モバイルの3,000円以下のプランで困らない
- 共働きなので、貯金で備えておけば保険はほぼ不要
なので、保険はほぼ未加入、携帯代は毎月3,000を超えない、車も中古で購入しローンを組みません。
それでも決して生活の満足度が落ちることはなく、自分にとっては不要なサービスなんですね。
生命保険やがん保険は、親戚に進められるままに加入していた時期もあったが本当に不要だった。
携帯も大手キャリアにこだわらなくても困ることは殆どない。
自分にとっての満足度が下がらないラインまでは削ってしまって全く問題ない。
FIREを目指すなら貯蓄率を同時に意識しよう
FIRE(早期リタイア)を目指すうえで最重要な「貯蓄率」という指標があります。
これは、リタイアをするまでの資産形成期間に大きく影響を与える考え方です。
貯蓄率を上げることができれば、リタイアまでの必要年数をグッと引き下げることができます。
この貯蓄率については以下の記事で記載していますが、今回の「固定費の削減」にも大きく関係のある内容になっていますので、お読みくださると、より理解が深まりますよ。

削減を検討すべき固定費6選
筆者が考える削減を検討すべき固定費は以下の6つです。
すべて取り組んで、年間に50万円以上改善することができた!
また支出の削減の話になると
- 持ち家vs賃貸
- 新車vs中古車
- 保険いるvs保険いらない
など価値観に左右される話がたびたび出てきますが、その点は考慮しません。(あくまでも人それぞれなので)
決して否定するわけではなく、筆者はこうして削減したという結果だけをお伝えします。
- 住居費
- 保険
- 通信費
- 電力会社
- サブスク
①住居費
人生の3大コストの1つである住居費は、一番最初に自分の価値観を定義しておきたいところです。
住居費はいくらが適切か
一般的には収入の1/3~1/4とも言われる家賃ですが、私は多すぎると考えます。
もし手取り年収が400万円なら100万円も家賃に消えます。これでどうやってお金を貯めるのでしょうか?
単身/共働きなど条件に左右されますが、本気で貯蓄を考えるのであれば、理想は収入の1/6~1/8までに留めておきたいところです。
仮に半分の1/8にできれば50万円が貯蓄に回ります。1/6なら25万円の貯蓄が可能です。
もし住居にこだわりがないなら月に1万円ほどでも良いのでコストダウンできる部屋に引っ越すのもあり!
引っ越し費用は掛かるが、その地域に長く住めば済むほど差が大きくなるので検討したい!!
また周辺の家賃相場を確認して高すぎる場合は、減額の交渉という手もある。減額してもらえないなら引越しを検討するのもいいかも!
一方、こんな方は住居費にお金を掛ける価値があります。
- 移動/通勤時間を減らしたい
- 副業/自己投資の時間を捻出したい
- 良い家に住むことで満足感を得られる
職場から自宅までの距離を短くすることで、時間を買うことができます。
会社勤めをしていると1時間~2時間を通勤時間で奪われてしまうこともあるでしょう。
この場合は、敢えてお金をかけてよい立地の家に住むのもありでしょう!
筆者の場合は、
- 子供の保育園
- 妻の職場
- 筆者の職場
3つのポイントで見てもっとも時間効率がよい場所を選んだ。
家と保育園が近いだけでかなり時間短縮になるのでオススメ!
持ち家で考えておくべきこと
少し話がそれますが、持ち家はさまざまな幸福感を与えてくれますね。
自分の家を持っていることで得られる満足度や家族のことも考えると一生ものの選択になります。
持ち家はバランスシートの概念では「資産」ですが、持ち家を購入する際に多額のローンを組むので「負債」も同時に抱えることになります。この点が賃貸と比較して十分に留意しておくべきポイントでしょう。
持ち家の場合は、以下の点に留意する必要があります。
- 高く売れるとは限らない
- 収入が高いままとは限らない
- 転勤や異動がないか
- 家族環境の変化(離婚など)
- 別の場所に移ることは簡単にはできない
持ち家はリスクも同時に抱えます。
一度購入してしまうとその地域に拘束され続けたり、大きなローンを抱えたりします。
その点を十分考慮して購入することが必要でしょう。
②保険
保険は家庭環境や個人の価値観に左右されますが、筆者の意見は基本不要派で必要最低限に絞って加入しています。
保険は基本的に、不安に対してお金を掛けて、何か不幸や事故があった時に補償を受け取れる仕組みです。
ですから「自分が不幸になる方にお金を掛けている」ことになります。
賛否あると思いますが、どうせ同じお金を掛けるなら、そうなる確率を下げる方にお金を掛けた方が賢明であると考えます。
生命保険、医療保険
生命保険/がん保険に入るくらいなら私は以下にお金を使います。
- ジムに通って運動する
- 食事を良質なものにする
- 煙草吸わない、お酒は適量に
健康になる方法にお金を使った方が長生きする確率は上がるでしょう。
また何年分かの生活余剰資金を貯金で備えればOKと考えています。
家族(子供)がいて将来不安がある方でも5,000円以下の掛け捨てでじゅうぶんと言えます。
私の場合は、もともと月に10,000円以上の保険に入っていたが、全部解約してその分現金を多く積み立てるようにした。年間12万円は削減できた。
車の保険
人身事故を起こした時のリスクが甚大なため対人対物は絶対に入りましょう。ですが車両保険は不要です。
保険料は車種などで変わってきますが、車両保険を抜くだけで年間数万円は安くなります。
事故を起こす可能性は0ではないですが、車両保険を掛けるくらいなら現金で積立ておけば十分です。
そもそも大きな事故は確率が低い。車は中古なり購入時に工夫すれば安く乗れるわけですから、保険で掛けたお金が無駄になる確率が高いです。
車は燃料代、車検代で、ただでさえ維持費がかかりますから、よく検討することをオススメします。
私も数年前に車両保険は入らないようにした。
これで年間3万円は浮いた。
もし何かあっても中古車を安く買うだけなので問題ない。
火災保険・地震保険
持ち家の方は入るか検討の余地ありです。
確率は低いですが、災害発生時の損害が大きいためです。
ペットの保険
動物好きな人に怒られるかもしれませんが不要です。
どの保険も高額です。なんなら人間の保険料の方が安い場合あり・・・
考え方は人間と同じで、健康に投資してあげた方が優しい気がします。
③通信費
通信費は企業間の競争もあって、大手キャリアも価格競争が活発になってきています。
比較すると↓ようになっています。
※2021年10月時点、容量別の月額料金(税込)で比較。※特典などなしの場合
キャリア | 1GB未満 | 1~3GB未満 | 3~20GB未満 | 20GB以上 |
楽天モバイル (楽天Unlimited) | 0円 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
au (povo) | 2,728円 | 2,728円 | 2,728円 | – |
ドコモ (ahamo) | 2,970円 | 2,970円 | 2,970円 | ‐ |
ソフトバンク (LINEMO) | 990円 | 990円 | 2,728円 |
4社横並びで、格安シムと比較しても大きな遜色ない値段になりました。
現時点で変更していない方は、すぐ変更するのが良いでしょう。
筆者は楽天経済圏の恩恵を受けるために、楽天Unlimitedを利用しています。
こちらはいわゆる「楽天経済圏」で生活する人に大変オススメできます。
楽天モバイルまた、楽天ひかりも合わせて利用することで、楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)の獲得ポイントも上げられて楽天市場での買い物よりお得に実施することができます。
楽天ひかりの公式サイトはこちら④電力/ガスなどのインフラサービス
電力自由化により、これまでの大手電力会社だけではなく、さまざまな電力会社から電気を購入できるようになりました。
住んでいる地域や電気の使用量によっても異なります。料金プランシミュレーションを使えば1分くらいで試算できるので実施してみるのがいいと思います。
見直してみるだけでしたら無料ですので一度確認するのがよいでしょう。
年に数千円~1万円程度安くなる可能性もある
⑤サブスクリプション
ここ最近サブスクサービスが増え、安価によいサービスが提供される良い時代になったものです。
安易に削るだけでなく使う頻度と価値で見極めましょう。生活満足度に直結しますので、自分にとって良いものを選びたいですね。
※以下は、ただの筆者の主観ですので個人の価値観で選択するようにしましょう。
新聞
例えば日経新聞なら楽天証券を口座開設すれば、日経テレコンを利用して無料で新聞記事を読むことができます。筆者はこの方法で読んでいて新聞は購入していません。
【楽天証券】<期間限定>最大20,700ポイントキャンペーン上記であげたように楽天のサービスを固めて使うとポイント還元が多くお得になることが多いです。
楽天証券の口座開設については以下記事で詳しく述べています。
オンラインサロン/セミナー
他者から学ぶことは重要ですので、必要なものには投資したいですね。
ただし、お金を掛けないと本当に得られない情報なのか吟味して選ぶべきでしょう。高額なものは詐欺に要注意。
私は、サロンにお金をいれるくらいならそのお金を投資に回してしまう。
スポーツジム
オススメです。健康に勝る自己投資はありません。健康が一番の資本ですからね。
健康は生活に活力を与えてくれますし、稼ぐ力の源泉です。
私は、ジムに通うお金は惜しまず使う。
動画、音楽、映画配信サービス
娯楽は、生活満足度を上げてくれるので使用頻度が高ければありでしょう。
ただし使いすぎには注意ですね。本当に必要なものやコスパがいいものに絞るのがよいかと。
私はAmazonプライムには入会しています。
- 配信されている映画・TV見放題
- ネット注文でお急ぎ便や時間指定便を何度使っても無料
- Music Primeで200万曲が聴き放題
ネット注文はしょっちゅう使いますし、映画も月に1作は観ます。
もともと映画大好きでDVDのレンタルとか頻繁にしていましたが、Amazonプライムで十分ですね!
これで年間4900円なので、元が取れているといえます。
Amazonプライムの公式はこちら【30日間は無料でお試し可能】頻繁にサービスを使うならサブスクに入った方がお得な場合があるのでよく検討しよう!
筆者はサービスに入った方が得だったので入会しています。
書籍
こちらもオススメします。
本は自己投資に最適で、低コストで学習するのに最適です。稼いでいる人の多くは読書家だったりしますよね。
私は「Kindle unlimited」と「Audible」を両方使っています。
どちらも費用に対して効果が高いので、筆者愛用のサブスクです。
Audibleについては別記事でもその良さを紹介していますよ!
減らした固定費を投資に回そう!
筆者は、上記を実践することで年間の生活費は50万円ほど削減することができました。
重要なのはこの余ったお金を「運用して増やす」ということです。
収入を上げること、支出を下げることだけに頼らず、投資してお金にも働いてもらうことが必要です。
株式への投資であれば、年率3~5%程度の運用益を得ることはじゅうぶんに可能です。
投資の始め方も記事に書いていますので、ぜひご覧いただき投資を始めてみましょう!
まとめ
今回のまとめです。
- 固定費の削減は、最も確実で効果が高い節約方法!
- 生活満足度を下げないものを下げるようにしよう!
- 「住居費」「保険料」「通信費」「電気/ガス料金」「サブスク」5つの費用から見直そう!
- 浮いたお金を投資に回して、お金にも働いてもらおう!
いかがでしたでしょうか。
固定費の削減は、かんたんにできて効果が大きいので必ず取り組みましょう!
支出を最適化する力を身に着けられれば、きっと資産が増えるスピードが向上していきます。
生活満足度は落とさずに、お得に生活できるベストなサービスを選びたいですね。
また住居費や保険料など、コストが大きいものは資産形成に大きな影響を与えますので、ここでしっかりと検討しておきましょう。
上手に節約できるように、自分の価値感とも照らし合わせて考えましょう!
これからも一緒にFIRE目指して頑張っていきましょう。それではまた!!