皆さん、こんにちは。ブルースです🦇(ブルースTwitter)
つみたてNISAって何?
仕組みが良くわからない・・・
そんな疑問にお答えしていきます。
早速この記事の結論からです。
以下の理由でつみたてNISAは絶対に実施するべきです。
- 運用益が非課税であるメリットが大きい
- 金融庁のチェックが入った安心できる商品が多い
- 小額から誰でもできる
つみたてNISAの仕組みやいいところを見ていこう!
目次
つみたてNISAを理解しよう
つみたてNISAの概要
- 2018年1月からスタートした積立投資専用の「NISA」のこと。
- NISAとは「小額投資非課税制度」のこと。
※一般NISAは、2014年にスタートしています。
仕組みを作ったのは金融庁で、国民の資産形成を促すための仕組みです。(金融庁のHP)
- 長期
- 積立
- 分散
3つのポイントで王道的な投資を国民に進めるものです。
皆さん投資して自分のお金は自分で増やしましょう!
その場所は用意するから頑張ってね!!
ということを政府は言っており、国民の将来を考えた非常によい制度です。
しっかり理解して将来に備えるため活用しましょう(^^)
つみたてNISAの特徴
毎年40万円(限度額)×20年=800万円のつみたてができます。
この投資で得られた利益は、なんと非課税!!
※通常の株式投資では、利益に対して20.315%の税金がかかります。
毎月30,000円を20年間利回り5%で積立した場合
投資元本:7,200,000円
最終金額:10,935,021円
運用益:3,735,021円
通常は、20.315%の課税があるので758,769円が課税分
この758,769円が課税されないことが、つみたてNISAの最大のメリットです。
※配当再投資をした場合の複利で計算しています。
※毎月33,333円が限度額ですが分かりやすく、30,000円で計算しています。
20年間の運用で、約75万円の節税インパクトは大きいですね(^^)
非課税は最強のメリット。絶対に活用したい!
どんなところに投資できるの?
つみたてNISAの対象商品は、さきに書いたような長期・分散・つみたてに適した投資信託やETF(上場投資信託)に限定されています。
ごく一部ですが、以下のような商品があります。(詳細は金融庁のHPで確認しましょう)
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- 二ッセイ日経225インデックスファンド
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- たわらノーロード 新興国株式
どれも有名な商品ですね(^^)
投資先は豊富で、日本、アメリカ、先進国、新興国などさまざまです。
特徴として手数料が低水準、分配金が頻繁に支払われないなど、投資初心者だけでなく幅広い年代の方が活用しやすいです。
ETFと投資信託については以下の記事で解説しています。
ドルコスト平均法で取得金額がブレにくい
ドルコスト平均法とは、同じ間隔で定額をコツコツ積み上げていく手法です。
ドル・コスト平均法とは、価格が日々変わる金融商品を一度に購入するのではなく、一定額ずつ分けて購入することで、平均買付単価を抑える方法です。例えば積立投信などで毎月一定額を積み立てると、価格が高いときには少なく、安いときには多く買い付けるため、毎月一定量(口数)を買う方法よりも、結果的に買付単価が平準化することになります。
価格が変動する金融商品は、たまたま価格が高いときに一気に購入すると、高値づかみをしてしまう可能性があります。また、時間分散によるリスク軽減効果が期待できます。
SMBC日興証券の用語集より
株式などの金融商品は「需要と供給」により「時価」で値段が決まっています。
そのため、高いときもあれば、安いときもあります。
高値で一気に投資すると、値下がりリスクがあるため、
均等のタイミングと金額で投資していき取得金額のブレを少なくすることができます。
一括投資するのは勇気がいるので、コツコツで安心できるのもいい点!
いつでも換金可能
非課税の優遇措置を受けられるものでiDeCoという制度があります。
iDeCoの場合は、個人年金として積み立てるため60歳になるまで資金拘束を受けて引き出せませんが、NISAの場合はいつでも現金に変えることができます。
ただし、最大のメリットである長期にわたる非課税の恩恵をうけられなくなるため、あまりオススメしません。
あくまでも20年フルに使っての長期投資が目的。
引き出さないといけないような状況を作らないように気を付けよう!
iDeCoについても記事を書いていますのでご覧ください。
一般NISAとつみたてNISAはどう違う?
NISAには
- 一般NISA
- つみたてNISA
二つの制度があります。
それぞれの違いを見ておきましょう。
一般NISA | つみたてNISA | |
投資可能期間 | 2023年12月まで | 2037年12月末まで |
非課税期間 | 投資した年から最長5年間 | 投資した年から最長20年間 |
年間投資上限額 | 120万円 | 40万円 |
投資対象 | ETF・投資信託 | 基準を満たした投資信託・ETF ※信託期限が無期限または20年以上 ※毎月分配型ではないこと、など |
投資方法 | 一括買付 or 積立 | 一定かつ継続的方法による積立 |
ここでは、簡単に以下の内容で理解しておけば問題ありません。
- 一般NISA→短期で、まとまったお金を一度に投資する人向け
- つみたてNISA→長期で、小額をコツコツ投資する人向け
一般NISAと2024年から始まる新NISAについては以下の記事に書いています。
つみたてNISAのメリット、デメリット
ここでメリットとデメリットを整理しましょう。
まずはメリットから。ここまで説明してきたのでポイントだけ。
- 運用益が非課税
- 小額から始められる
- 分散・長期にあった商品が多い
- いつでも換金可能
- ドルコスト平均法で取得金額がブレにくい
次にデメリットを確認しましょう。
- 元本割れの可能性あり
- 非課税枠が翌年に繰越せない
- 投資できる商品が限られている
- 損益通算ができない
- 繰越控除ができない
投資である以上、元本割れの可能性があります。
40万円の毎年の投資枠は、その年の内に投資しないと翌年に持ち越し出来ません。
金融庁の基準でふるいにかけていることから、投資できる商品が限られています。
そのため、個別株など投資できない商品もあります。
損益通算と繰越控除については、以下で簡単に抑えておきましょう。
- ※損益通算とは
- 複数の金融機関で取引する場合に、片方の口座では利益がでて(ここでは30万円とします)
もう片方の口座では損失がでる場合があります。(ここでは10万円とします)
通常この場合は、差し引きの20万円に税金がかかります
しかし、NISA口座の場合はそれができないため、損益通算の対象になりません。
- 繰越控除とは
- 本来、上記の損益通算を3年間にわたって繰り越すことができます。
しかし、そもそも損益通算できないNISAは対象外となります。

どんな人がつみたてNISAをするべき?
結論、全員かなって考えてます(^^)
強いて言うなら
- 初心者の方
- まとまったお金がない人
- 長期投資をしたい人
上記に当てはまる方に非常にオススメできます。
投資の勉強としても小額から始められますし、何より非課税のメリットは全員が享受できます。
またパートタイム勤務などの収入が少ない方にもオススメです。
50歳以上だったらどう?
平均寿命が84歳であることを考えると、投資するメリットがあります。
15年~20年投資期間が確保できそうであれば十分検討の余地があるでしょう。
どうやって始めればいいの?
まず証券口座を開きましょう。
色んな証券会社がありますが、楽天証券かSBI証券が使いやすいです。
はじめの投資商品は、米国株か全世界株の投資信託かをオススメします。
- 2021年現在では、米国が最も株式の成績が良いこと
- 長期的にみると、世界の経済は良くなっていくこと
この2点が理由です。
とはいえ投資は自己責任です。
- 何に投資している商品か?
- 運用コストはいくらか?
- 過去の成績はどうか?
銘柄について、ご自身でも調べていただき、納得ができるものに投資するようにしましょう。
まだ株式投資をはじめていない方は、以下の記事をご覧いただくことをオススメします。

まとめ
今回のまとめです。
- 運用益が非課税であるメリットが大きい
- 金融庁のチェックが入った安心できる商品が多い
- 小額から誰でもできる
私も最初はつみたてNISAから投資を始めました。
やってみると本当に簡単で、誰でもすぐに始めることができます。
投資の勉強という意味でもメリットは大きいですね!
資産形成のために、あなたも第一歩を踏み出してみませんか(^^)
これからもFIRE目指して一緒に頑張りましょう!それではまた!!