皆さん、こんにちは。FIREを目指しているブルースと申します。
今回は、「資産形成の目標」と「投資方針」を明確にする重要性について考えて行きます。
特に、投資を始めて間もない方、これから始めようとしている方に向けて
非常に大切なことですので、考えるきっかけになればうれしいです。

この記事でお伝えしたいことは以下です。
- 自分の価値観に基づいた人生のプランを立てよう。
- 資産形成は、あなたのプランを成功に導く要素の1つである
- 投資は、資産形成実現のための手段である
- 目的を決めることで、投資方針が決まる
- 方針が決まれば、ブレずに前に進んでいける
目次
はじめに
あなたは、
なぜ資産形成をしていますか?
あなたの投資方針は何ですか?
そう聞かれた時に、あなたはどう答えるでしょうか。
- 「お金が欲しいから」
- 「良い生活がしたいから」
- 「子どもの将来のため」
- 「自分の老後のため」
など、ざっくりとした目的はどなたもお持ちでしょう。
では、具体的に
- いつまでに
- どれくらいの資産を気付くか
- その後はどうしたいか
と聞かれたとき、
これらを具体的にイメージできる人はそんなに多くないかもしれません。
ですが、これが非常に大切です。
ここからは、その重要性について述べていきます。
あなたの生き方を「価値観とやりたいことで決める」
生き方の定義が最重要
あなたの生き方とは何か。
それは自分の価値観で人生のプランを設計し
やりたいことをやっていくことです。
これは本当に千差万別で、一人ひとり同じものはありません。
置かれている環境、年齢、得意不得意、好き嫌いで違って良いです。
でもこの「生き方」がないとしたら、資産を作る意味も薄れてしまいます。
ほとんどの人が「幸せになりたい」と思っているはずです。
幸せのために生き方を定義していきましょう。
資産形成は手段、投資方針はアクション
ここから述べる「資産形成」と「投資方針」は
あなた人生を幸せにするための手段でありアクションプランになるべきものです。
手段とプランを決めるためにも、まずはざっくりとで良いので、
具体的な幸せの形を描いてみましょう。
私の場合は、目指す幸せが以下のようになります。
- 家族5人の健康と笑顔
- 老後より少し前に妻といろんな場所に旅行にいくこと
- 筋トレを続けて、カッコいい身体でいること
- 好きな時間に映画鑑賞や読書をしていたい
- FIRE達成して、残りの人生半分の時間を自由にしたい
- 自分がFIREの見本になって、他の誰かのFIRE達成に貢献したい
書き出してみると、あまりやりたいことがないですね。。。
FIRE目指しながらもっと見つけていきたいです。
資産形成のゴールを明確にする
目指す資産と達成期限を明確にする
上記を実現するために資産形成のゴールを描く必要がありました。
- いつまでに→45歳
- どのくらい→金融資産1億円
家族5人が何かあっても安定できるように
余裕をもって上記の金額を設定しています。
目標が分かれば、必要なアクションが分かる
ここで分かったのは、私の資産形成の目標を実現するためには、
働いて得られるお金だけでは足りないため、投資は不可欠ということです。
もし仮に、あなたが自分のやりたいことや人生プランに対して
じゅうぶんなお金を持っているとしたら、もう投資の必要はなく
やりたいことにまい進するべきでしょう。
ですが実際は私も含め、労働・投資をせずにやりたいことをやれるだけの
お金を用意できている方はなかなかいないと思います。
貯金だけで将来の蓄えを行うことは、現在の金利では難しいです。
投資に取り組み、本業以外からの収入も得ていくことが、
経済的自由の獲得の第一歩になるでしょう。
投資の方針を決める
方針を決めないリスク
投資を始める際には方針を決めましょう。
この方針を明確にしておくことが、あなたの投資の成功を左右します。
一番のリスクは、方針がないと投資スタイルがブレることにあります。
投資をいざ始めると、さまざまな情報を目と耳にすることがあります。
その情報量は膨大であり、誰の言うことが正しいのか分かりません。
投資の世界では、成功者やインフルエンサーの情報が良いものに見えて
彼らの真似をしがちです。
ですが、他人の投資方針は、あなたのそれとは同じでないはずです。
置かれている状況や収入、その全てが違います。
あなたは、あなたなりの方針を確立させ、ブレないようにしましょう。
- 情報に惑わされて、不要な売買を繰り返す
- リスク許容度に合わない投資をする
- 目的にそぐわない商品に手を出す
方針を決める4つのステップ
それでは、方針はどうやって決めればよいでしょうか。
4つのステップがあります。
- ゴールを決める
- いくら投資に回すか。リスク許容度の確認。
- いつまで投資するか
- 何に投資してよくて、何がダメか
筆者の例であげると以下のようになります。
- 45歳までに金融資産1億円
- 現金500万円保全+子どもたちの学資保険の積立は死守
- その他は投資してよい
- 株式市場で想定されるリスク変動は許容する(値動き±100%は想定)
- 長期投資メインで、60歳までは継続する
- 株式→ETF、投資信託は積極投資OK。個別株はポートフォリオの20%程度ならOK
- 債券→投資してよいが、現段階では持つ意思なし。
- 金、その他コモディティ→投資してよいが、現段階では持つ意思なし。
- 不動産→現物は不可。(自分の環境上の問題)※REITは可能だがポートフォリオの10%程度かつETF限定。
- 暗号資産→不可。
上記が私の人生プランに合わせて決めた投資方針策定の4ステップです。
60歳まではリスクをとって株式中心に投資。
その後は体力や、状況に合わせて安全性を重視してリバランスする予定です。
このように、ご自身が目指す資産目標から考えると必要なアクションが整理されます。
方針が決まればブレない
方針があれば、手法は決まる
私は、上記のように株式中心にリスクをとるスタイルです。
目標の金融資産が1億円のため、このくらいリスクを取らないと
45歳までに達成することが不可能と計算したからです。
ただし、投機的、ギャンブル要素が高いと判断できる商品、
つまりビットコインなどの暗号資産は株式をはるかに超えるボラティリティですから、
私の方針、リスク許容度を超えています。
方針で明確に決めているので、これらには一切投資を行っていません。
また債券や金などは資産増加のスピードが遅いため、現段階では投資していません。
方針は状況に合わせて修正してよい
この決めた方針は、鉄の掟であるべきではなく
あなたの状況で柔軟に変えてよいです。
- 収入の変動
- 家庭環境の変化
- 市場環境の変化
例えば以下のように考えるとよいでしょう。
- 収入が倍になった→リスク許容度が高まったので、投資額を増やそう
- 子供が早く独立した→養育費が不要になったので、リスク許容度を上げよう。
- ビットコインの安全性が高まり法整備されETFができた→ビットコインも10%までは組み入れよう。
など、環境の変化によってその時、効果的な選択をしていくことが重要です。
まとめ
今回のまとめ。結論は同じです。
- 自分の価値観に基づいた人生のプランを立てよう。
- 資産形成は、あなたのプランを成功に導く要素の1つである
- 投資は、資産形成実現のための手段である
- 目的を決めることで、投資方針が決まる
- 方針が決まれば、ブレずに前に進んでいける
これから投資を始めるあなた、始めたばかりの方は
一度手をとめて、ご自身が目指すゴールから投資方針を考えてみてはいかがでしょうか。
そうすると
- 実は、方針にそぐわない商品に投資していた
- 長期目的なのに、短期で売買を繰り返していた
など、気づきがあり軌道修正をできるきっかけになるかもしれません。
皆さんの人生プランにあった、楽しい資産形成になると最良ですね。
この記事が、皆さんのFIRE、資産形成のお役に立てればうれしいです。
一緒にFIRE目指して頑張っていきましょう。それではまた!!